VAIO type P 第2回「なぜXPか」
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超小型軽量のノートパソコン type Pには、Windows Vistaモデルと Windws XPモデルがあります。私が選んだのは価格と快適さが魅力のXPモデルです。ソニスタ(SonyStyle)でVistaモデルを買えば、3,150円(税込み、送料込み)でWindows 7 への優待アップグレードが可能でした。しかし、この時期限定のキャンペーン(XPモデルが5万円台から)を実施していたことと、実際に店頭で Vistaモデルを触ってみて、その起動の遅さからXPモデルにしました。Vistaモデルの動作には呆れるばかりです。このモデルに求めるのは文書入力と画像編集能力ですから、使い慣れたXPの方が作業がしやすいというのもあります。そもそも VistaのPicture Viewerは、縁取りが大きく使い勝手が悪いのです。写真を選ぶ→Photoshopで編集→ブログにアップという作業を考えた場合、XPの方が快適なのです。ネットブックのほとんどが XPモデルなのは、価格が安いということがありますが、軽くて安定しているということもあるのです。
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しかし、XPモデルにしたことによって失うものもあります。それは、VistaよりXPのアイコンが小さく、視認性が悪いということです。しかも文字が細くて読みにくいのです。分かっていたことですが、これはとても大きな問題です。type Pは8型ウルトラワイド液晶を採用しています。解像度は1600×768もあり、まるで虫眼鏡でのぞき込むように画面を見なければならないのです。これは50代の私にとっては酷なことです。画面を見るだけで疲れてしまいます。ソニーにはもっと多くのユーザーの要望に応えるモデルを出して欲しかったですね。また、XPモデルのメモリーは1GBでオンボードで固定となっています。つまり増設ができないのです。もし将来Windows7へアップグレードしたいと思った時には苦しいことになります。私にしてみると、例えばスウェーデンや東京で Premiere Elements を使いビデオを編集しブログにアップしましたが、それができるかどうか不安なところです。
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さて、このtype Pはソニスタで購入しましたので、カスタマイズが可能でした。目をつけたのが大容量のHDDモデルではなくSSDモデルです。マイクロソフトの規制により、XPモデルのSSDは32GB以下に設定されていますが、私の用途を考えればこれで十分です。SSDにはソフトだけを入れておき、画像などの記録は高速のSDカード(HC)を使えばいいのです。データの交換も楽です。こうすることにより、素早い起動と快適な操作を実現することができます。CPUはAtom Z530(1.60GHz)を選択しました。予算があれば Z550(2GHz)が欲しいところですが我慢です。ソニーの新製品VAIO W がAtom N280(1.66GHz)を使っていることを考えれば無難な選択でしょう。同じく我慢したのがワイヤレスWANです。もしこれがあれば、学校からのブログアップも可能になります。おといねっぷ美術工芸高校の時のようにリアルタイムに情報を発信できます。しかし、そのためにはNTTドコモの「FOMA(R) HIGH-SPEED」と契約しなければなりません。どこでもインターネットを使えるのは魅力ですが、そんなお金はありません。
by manabinomori | 2009-08-15 13:00 | 私の宝物
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