「FMいるか」から出演依頼
「FMいるか」から出演依頼_b0108779_22301822.jpg
道新に顔写真が掲載されてからというもの、「あっ、新聞と同じ顔だ」「松高の校長ですね」などと町の人に言われ、コンビニでアイスを買うのにも気をつかうようになりました。大好きなアイスを自由に買えないというのは酷なことです。最近はみなさん忘れてしまったようで一安心です。そんなとき、「街角ラジオ FMいるか」というところから、「新聞や函館の人から知りました。ぜひラジオ出演して下さい」という依頼がありました。ラジオといえば、札幌に住んでいたとき「FMノースウェーブ」に出演したことがあります。サッポロファクトリーで開催していた個展「ビートルズ展」が評判になり引っ張り出されたのです。黒人のDJとのコミュニケーションが気まずくて、早く終わってくれないかと祈っていたことを思い出します。そもそも彼はハンバーガーを食べながらDJをしていました。CMなのか本番なのかの区別もつかないまま冷や汗で終了しました。貴重な体験でした。それから何年が過ぎたのでしょうか。今度はローカル局からのお誘いです。しかも教育者としてです。とはいうものの函館は遠いし、休みをとらなければなりませんので躊躇しました。でも松高の宣伝になるわけですから出演することにしました。ありがたいことでもあります。

「FMいるか」が私に求めているのは、どうやら松高の書道教育、そして私の教育論などについてのようです。おといねっぷ美術工芸高校についても聞かれそうです。それはそれでいいのですが、嬉しいのは好きな曲をかけられることです。凄いのは私の趣味まで調べていて「ビートルズでもいいですよ」と言ってくれたことです。大好きな『イン・マイ・ライフ』か『ガール』あたりのスローバラードをかけようかと思います。しかし、ここは自作曲の『学び舎』や『銀のしずく』という手もあります。迷ってしまいます。これまでラジオで放送された自作曲は『ビデオ・アーティスト』と『レイン』(ともにNHKFMの地方局)だけです。このチャンスを逃す手はありません。放送は12月16日の午前11時頃です。

私は若い頃、よく高校の放送局を乗っ取りました。「なんでこんな曲ばかり昼に放送するんだ。私が手本を示す!」とか言って、留辺蘂高校や伊達高校時代は放送局をまるごとハイジャックしました。ビートルズやエルトン・ジョンなど、私が高校生に聞いて欲しいと思っていた曲を流しました。『ジャッキー(当時のあだ名)のミュージックコーナー』とかいうタイトルでやっていたこともあります。そればかりか自作曲まで流したこともありました。いま考えると、とんでもない教員だったようです。でも、教室で弁当を食べながら楽しんでいた生徒もいましたのでよしとしましよう…。
by manabinomori | 2009-11-17 22:23 | 雑感
<< 欠航  一日体験入学 >>