寺町
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10月に撮影した写真です。松前でもっとも好きなのが寺町です。松前城は松前の象徴ではありますが、残念ながら中に入ると魅力が半減してしまいます。また、北海道の人にとって城は珍しいものですが、道外の人にとってはそれほど魅力的なものではありません。むしろ、松前の最大の魅力は寺町なのです。「北海道の小京都」、「北海道の鎌倉」と呼ばれただけあって、江戸時代の雰囲気を残す素晴らしいところです。したがって、この優れた遺産をもっと生かすまちづくりがあっていいと思います。松前城、寺町、北鷗碑林、藩屋敷、商店街を、観光客の視点でつなげてみることが必要です。どうすれば喜んでいただけ、感動していただけるかという視点です。多少お金はかかっても、それを実現させることによって、リピーターが増え、一年中観光地として利用できるようになると思います。蠣崎波響の作品もアピールに使いたいところです。寺町には15の寺院がありました。それは松前藩が仏による加護をを求めていたからかも知れません。蝦夷という特別な世界がそうさせたのでしょう。寺町を歩くと様々な思いが走ります。こんな素敵なところはありません。
by manabinomori | 2009-12-12 22:59 | 松前の文化と自然
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