アバター
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子どもが大きくなると家族で映画を見に行く機会が少なくなります。でもお正月ぐらいはそんな機会があってもいいのです。その映画とはジェームズ・キャメロン監督の最新作『アバター』です。最新のCG技術を駆使した3D映画という話題性もあり、史上最速で世界興行収入10億ドルを達成し、世界歴代興行収入第2位という大記録を樹立した作品です。すでに日本での興行収入50億円を突破したというから凄いですね。それだけに映画館は混んでいました。目標の時間帯は満席になっていて次の時間に回されました。ところで、今の3D映画はデジタルになっているのです。これはプロジェクターにより左目と右目のデータを1フレームにつき各3回(合計6回)投影します。普通の映画は1秒間24フレームですが、デジタル3Dでは1秒間に144フレームでスクリーンに投影します。したがって、これまで経験したことのないような鮮明で迫力ある映像を見ることができるのです。しかし専用メガネは大きすぎます。もっと軽量コンパクトになることを望みます。映像も少し暗く感じたのは私だけでしょうか…。3D映画はこれから急速に普及しますので、今後改善されていくことでしょう。
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さて、『タイタニック』から12年、巨匠ジェームズ・キャメロンが描く、想像を超えた驚異の映像と感動の世界…という『アバター』ですが、期待したほどではありませんでした。テーマは、「愛」「平和」「環境」という現代のトレンドを扱っていますが、映像もストーリーも心に残るものではありませんでした。期待しすぎていたのかも知れませんが、何かが足りないのです。これなら海外ドラマ『プリズン・ブレイク』や日本の『ガリレオ』の方がおもしろいです。やられたという感じです。でも初めての3D体験は興味深かったですね。映像に立体感があるだけでより身近に感じることができました。
by manabinomori | 2010-01-13 20:00 | 映画
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