DMC-LX3とNEX-5D
DMC-LX3とNEX-5D_b0108779_21152953.jpg
明日、パナソニックは「DMC-LX3」の後継機種である「DMC-LX5」を発表することでしょう。コンパクトカメラ好きの私にとっては気になります。LX3もそうでしたが、このカメラの最大の魅力はLeica DC Vario-Summicron(バリオズミクロン)レンズです。今回は35mm換算で24-90mm(F2-3.3)と望遠側が拡大されています。デザイン的にはLeicaブランドとの差がないように配慮されています。これは嬉しいですね。できれば赤色の文字やLのマークも取って欲しかったですね。グリップ部も少し改良され、GR DIGITALに負けないものになったと思います。AVCHD Liteによる動画撮影にも対応し、新開発のCCDにはマイクロレンズが搭載されています。外付けEVFの装着も可能になりました。見た目はLX3と大きな違いはありませんが、細部を丁寧に改良したという印象で好感が持てます。Leica側からの要請もあったのでしょう。1/1.63型のCCDと24-90mmのLeicaレンズを搭載しているのが魅力です。いいカメラをつくりました。
DMC-LX3とNEX-5D_b0108779_21155684.jpg
一眼レフに分類されるSony NEX-5Dも気になるカメラです。一眼レフに使用されているAPS-Cサイズの大型センサーを使いながらコンパクト機並の大きさにまとめています。小型で画質にこだわるならこの機種です。機能も豊富です。しかしAPS-Cサイズのセンサーを使ったが故に、レンズが大きく、デザイン的には苦しいですね。とても美しいとはいえません。特徴としては「Exmor(エクスモア) 」 APS HD CMOSセンサーと画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」により、これまでの一眼レフにない機能が搭載されています。このセンサーは夜の撮影にも威力を発揮します。したがってフラッシュがありません!チルト可動式液晶モニターも魅力です。一度これに慣れると手放せません。フルハイビジョン(AVCHD、1920×1080)動画撮影機能、そして別売りのステレオマイクが装着可能なのはありがたい。もうビデオカメラはいらないというわけです。ソニーのコンパクト機で好評のスイングパノラマも使用できます。残念なのはレンズの色です。ブラックにして欲しかったですね。24mmからのズームもあれば最高でした。とはいうもののそのチャレンジ精神に拍手です。
by manabinomori | 2010-07-29 21:18 | 雑感
<< 大雨 フランス派遣について >>