これまで万年筆を使うことはほとんどなかったのですが、最近、こいつを愛用しています。パソコンで打つという行為ばかりしていると、“書く”という行為が恋しくなります。文字は太いのですが、書く喜びみたいなものを感じます。これはシェーファー(Sheaffer)というメーカーの製品です。創業者はウォルター・A・シェーファーで、空気の圧力を利用してインクを吸入する万年筆や、胴軸の後端を回転させるとペンの先端から細い金属製のチューブが露出してインクを吸入する万年筆などを開発しています。興味深いですね。吉田茂元首相は国連憲章調印式でシェーファーのペンを使ったとのことです。