そして僕は途方に暮れる
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今日は釧路にもどります。札幌から夕張までは高速道路が使えますので快適です。しかも300円で走れます。大沢誉志幸のCDを聴きながらのドライブです。『そして僕は途方に暮れる』を何度も再生しました。作詞が銀色夏生、作曲が大沢誉志幸、編曲が大村雅朗で、当時主流だったシーケンサーを多用したイントロのドラムパートが印象的です。写真は穂別ダムで、夕張方向を撮影しています。
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石勝樹海ロードの駐車場です。日勝峠を通る必要がありませんので、それだけで精神的に楽です。
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峠はまだ冬です。雪がちらついていました。
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国道274号を左折して占冠村に向かいます。道東自動車道が開通するとこの険しい山道も回避できます。
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占冠の道の駅です。日曜日ということもあり利用している人がけっこういました。
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ここには、道東自動車道の模型がありました。なんと、今秋には夕張〜占冠が開通するのです!半分はトンネルのようです。道東道が開通すると50分の短縮になると書かれています。しかもこれまでの最高標高1022m(日勝峠)が626mとなり、約400mも標高が下がるとのことです。安全運転に役立ちます。このまま無料実験区間として存続してくれることを願います。
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トマムです。雪が降り、路面は危険な状態でした。夏タイヤは不可です。
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峠を下ると広大な十勝平野に出ます。別世界です。十勝出身ですので、この景色を見るだけで嬉しくなってしまいます。
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サービスエリア「十勝平原」です。木々や植物が生き生きとしています。
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様々な鳥小屋が設置されていて、小鳥の姿も見受けられました。
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浦幌ICを出ると再び国道274号線を走ります。景色は一変して寂しげな山道になります。スイフトスポーツの本領が発揮されるワインディングロードでもあります。白糠国道に出ると、廃線の後を何度も発見します。どうやらこれは旧国鉄白糠線のようです。白糠と北進の約33Kmを結んでいたようです。この白糠線(釧路線)には壮大な計画があったようで、釧路〜白糠〜北進〜足寄〜士幌〜新得〜札幌と結ぶことによって、釧路と札幌を最短時間で走ろうとしたのです。しかし帯広市の発展がその計画を吹き飛ばしてしまいました。
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左が国道、右が旧白糠線です。昭和58年(1983年)に全線廃止となりました。
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この写真を撮影した瞬間に、私はここから転落します。雨で緩んでいた傾斜地の表面が剥がれ滑ってしまったのです。とっさにカメラは守りましたが、泥まみれのままころがっていました。意識を失わなかったのが幸いです。こんなところで意識を失ったら誰も助けてくれません。危うくこれが人生最後の写真になるところでした。
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着替えをし、痛みをこらえながら、建設中の白糠〜阿寒を走る道東自動車道の橋桁を撮影しました。「頑張ろう。もう少しで白糠だ‥。」と自分に言い聞かせ、『そして僕は途方に暮れる』状態で公宅にたどり着きました。
by manabinomori | 2011-04-17 22:01 | 雑感
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