史跡北斗遺跡
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近くに北斗遺跡があるとのことで歩いて行くことにしました。前の2人は何かを調査するために来たようです。長靴にゴム手袋、そしてビニール袋を持っています。ついて行こうかなと思いましたが、失礼ですのでやめました。
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ここに来ると、ここが湿原であることを理解できます。
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これが釧路の風景です。松前とはまったく違う世界です。
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ヤチボウズを発見し、泥まみれになりながら接近しました。なんとも不思議な形をしていますが、ユーモアを感じてしまいます。漢字では「谷地坊主」と書きます。湿地に育ち、地下茎が盛んなことから、冬に凍って株ごと盛り上がり、春先に根元が雪解け水などでえぐられる繰り返しによって、高さが50cmぐらいになるようです。それが坊さんの頭に似ていることから「谷地坊主」と呼ばれています。
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おや、このデコボコは何でしょうか。南茅部でも見たような‥。
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こんなに歩いたのは久しぶりです。足が‥。
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おお、北斗遺跡です。縄文時代の住居跡が再現されています。
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ちょっと中を覗いてみることにしましょう。
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えーっ! 何で火があるの。これには驚いてしまいました。すると、突然、住居から人が出てきました。私は何か見てはいけないものを見てしまったと思い、立ち去ろうとしました。すると「こんにちは」と、後ろから声をかけられます。
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彼は、北斗遺跡展示館の学芸員でした。そして、様々なお話を聞かせていただきました。「この住居は正確に再現されているのか」「縄文・続縄文、そして擦文時代の人たちは、和人やアイヌとは違うのか」「当時ここまで海がきていたのか」「1つの集落に何人ぐらい住んでいたのか」などなど、徹底的に質問させていただきました。とても勉強になりました。ありがとうございます。
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史跡北斗遺跡展示館の内部です。本校でも活用できるかも知れません。
by manabinomori | 2011-05-08 21:18 | 釧路のと文化と自然
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