都立晴海総合高校
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東京都に初めて誕生した総合学科です。平成8年に開校、都市型総合学科のモデル校として、その豪華な施設と多様な自由選択科目が話題になりました。平成10年だと思いますが、私は、当時勤務していた高校から視察させていただきました。
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現在の系列は、①情報システム系列、②国際ビジネス系列、③語学コミュニケーション系列、④芸術・文化系列、⑤自然科学系列、⑥社会・経済系列となっています。母体校の一つが商業高校であったために、商業系列を前面に出しています。興味深いのは、語学コミュニケーション系列に「映画英語」「ドラマ演習」「スペイン語」、芸術・文化系列に「映像」「舞台芸術ダンス」「ソルフェージュ」「映像メディア表現」、国際ビジネス系列に「ビジネスコンピューティング」「秘書実務」などが置かれていることです。
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共通自由選択としては、「スポーツⅠ〜Ⅲ」「環境科学」「器楽」「声楽」「邦楽」「素描」「郷土芸能」「コンピュータデザイン」「クラフトデザイン」「陶芸」などがあります。系列を尊重しながら、年次ごとの積み重ねを意識した教育課程になっています。「フレッシュマンゼミ」というユニークな設定もあります。
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3年次になると、大学の卒業論文にあたる「課題研究」を行います。選択科目が多く多様ですが、系列の意味が明確であり、系統的な学習ができるようになっています。3年B組金八先生に登場するほどの人気校になっています。
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今年度の学校案内です。大学から就職まで、それぞれの進路に応じた学習ができることが示されています。学校生活の特徴として「二期制でノーチャイム制」「ホームルームがあって担任の先生がいる」「勉強、行事に部活動とバランスの取れた生活」と掲載されています。本校が参考にしたい高校の一つです。
by manabinomori | 2011-05-28 09:33 | 明輝高 学校経営
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