鶴居村
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土曜日に、私はサッカー部の応援で鶴居村(つるいむら)に行くことになっていました。そこへ、アンジェラとコリン(釧路教育局のALT)から、一緒に連れていって欲しいという願いがありました。「いいですよ」とお伝えしたものの、まだ日本語も話せない彼女たちと、どのようにコミュニケーションを図りながら案内すればいいのでしょうか。当然のこととして釧路湿原なども案内しなければなりません。英会話ができない私にとっては一大事です。そもそも鶴居村には行ったことがありません。そこで、勤務時間終了後、下見をすることにしました。上の写真は、彼女たちのために入手した英語の地図です。矢印のように案内していこうと考えました。

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鶴居村に向かう途中には毛綱毅曠が設計した釧路市湿原展望台があります。先ずここに寄るのがいいかなと思います。しかしですよ。この建物の紹介は難しい。建築家とは英語で何というのだ。毛綱毅曠(もづなきこう)という名前も難解だ。むむむ‥。

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ここはどうだろう。自然は豊かです。でもこれはパス。

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鶴居村に着きました。釧路からは近いのです。街を車で走ってみると、美しい自然と街並みに驚かされます。まるでヨーロッパのようです。素敵な施設もたくさんありますし、村そのものがとても美しい。美的なのです。道東の片田舎にこのようなお洒落な村が存在しているのは不思議です。調べてみるとその理由がわかりました。鶴居村は、農業従事者1人あたりの平均年収額が全国1位、1人あたりの平均所得が日本一高い村なのです。首都圏からも富裕層が移住してきています。知りませんでした。

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試合が行われるサッカー場を発見しました。小さな村にこのようなサッカー専用スタジアムがあるのです。通常では考えられないことです。

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鶴居村からコッタロ湿原展望台に車を走らせました。陽が沈む前に到着しなければなりません。ところが、この山道は鹿だらけです。彼らとの衝突を避けながら走り続けなければなりません。家族連れやカップル、そして独身風の方もいらっしやって、鹿の世界も様々であることを教えられました。でもこれって、増えすぎじゃないの?

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やっとのことで、コッタロ湿原に到着です。緑が美しい。

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これは展望台からの眺めです。もう少し明るいと、その美しさを堪能できたと思います。実は鶴居村には、宮島岬とキラコタン岬という秘境があります。本当はそこに連れて行きたいのですが、立ち入りには文化庁と地主の許可が必要です。しかもかなり歩きます。行ったこともありませんので、今回は断念することにしました。さて、その後はコッタロ湿原展望台から塘路に抜ける予定でしたが、鶴居村の温泉が気になりもどることにしました。そして、鶴居村温泉「美人の湯」で心と体を癒しました。これが素晴らしい。これまで入った温泉の中でもベスト3に入ります!なんて贅沢な村なんだ。
by manabinomori | 2011-08-22 21:51 | 釧路のと文化と自然
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