今日も釧路芸術館に行きました。休日を使っての美術教育研究会と作品展示ということで、4人の先生方の熱意には頭が下がります。さて、釧路市立美術館で行われている「釧路郷土作家展」を鑑賞しました。釧路の文化水準の高さを感じさせる内容で見応えがありました。
同時開催の「石原清雅の書」は素晴らしい展覧会でした。歌人石川啄木の歌を親しもうと誕生した「啄木カルタ」も展示されていましたが、それを書いたのが石原先生だったのです。最も苦労された仕事の一つであったようです。近代詩文も展示されていましたが、驚くことに、金子鷗亭はたびたび釧路を訪れ、講義と研修会を行っていたというのです。そこに石原先生が参加されていたのです。会場では作品の解説をされていらっしゃいました。昨夜はそのパンフレットの解説文を書いた学芸員の角井さんと一緒だったのに、そのことにまったく触れないままでした。残念。