今日の「アイヌ学」は、石黒先生のご尽力により、ムックリの製作者として有名な鈴木紀美代さんをお招きしました。
鈴木さんは世界口琴会議ロシア大会でムックリの製作で優秀賞を受賞しています。
これは鈴木さんの著書「父からの伝言」です。「アイヌの伝統楽器ムックリを初めて目にしたのは私がまだ幼い頃でした。祖父母がホウキの柄を細く割り、マキリ(小刀)で削ったり糸を結んだりしているのを、何を作っているのだろう、と見入っていましたが、出来上がったものが一本のムックリでした」(本文より)から始まるこの本には、鈴木さんの家族への思いとムックリへの愛情がつまっています。
その本が回覧されているところです。
世界口琴会議ロシア大会の様子を鑑賞しました。
世界には沢山の口琴があるのですね。そういえば
スウェーデンにもありました。
鈴木さんがムックリを製作し始めました。再来週は授業で作ります。
まさに職人技といっていいでしょう。
興味深そうに見学しています。
魔法のように出来上がっていきます。
ムックリを演奏して下さいました。この音色は新曲のイントロにも使ってみよう!
これがムックリです。シンプルなデザインですね。
鈴木さんが世界中から集めた口琴の一部です。模様が入ったものもあります。生徒による製作が楽しみです。