創造性にチャレンジ
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今日はとても楽しみにしていた、川崎先生による創造性育成のワークショップ「キミの創造性にチャレンジしよう!」が本学のN212スタジオで行われました。参加したのはスウェーデン・ヨーテボリ大学経済学部(MBA)からのからの留学生、デザイン文化学科の1、2年生をはじめとして、スウェーデン協会の墨谷常任理事や青山TGセミナーの伊藤ファウンダーをはじめとする皆様、そして川崎先生の息子さん一家などです。
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最初に川崎先生から日本の創造性が世界で30位であることが示されます。1位はスウェーデン、2位はアメリカ、3位はフィンランドです。北欧勢が上位を占めています。文科省にお願いしたいのは、PISA(OECDの学習到達度調査)の順位も大切ですが、むしろ今求められているのは「創造性」ではないかと思います。そのことにもぜひ着目していただきたい。
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ここで、これまで川崎先生が実践されてきた「創造性」と「自己効力感」についての説明がなされます。「Globalに考えて地域で行動する」(Glocal)という視点は、今日の教育において最も大切なことの一つです。では、なぜ創造性が必要なのでしょうか。それは私たちが生きているこの時代が「知業社会」であるからとのことです。つまり、この社会をを豊かにしていくためには一人一人の創造力が必要であるということです。
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川崎先生の指示により自己紹介を含めたワークショップが始まります。
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このような手法は授業として考えても効果的です。
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藤森先生が手助けに入っています。
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次々と出される課題をグループごとに考えます。
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そして代表が発表していきます。
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しだいに創造力が必要とされる課題になっていきますが、大切なことは固定概念を捨てること、もっと自由な発想を持つことであると思いました。
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スウェーデン・レクサンドの起業学校理事長の Carina LsenbergさんからSkypeを使ってメッセージをいただきました。川崎先生ならではのアイディアです。
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最後はとりわけ創造力が必要とされる課題でした。
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デザイン文化学科の1年生も楽しいアイディアを提案しました。
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川崎先生によるまとめは、「イノベーション=創造性×遂行」です。「仕事をみつける」のではなく「仕事を発明する」です。とても刺激を受ける内容でした。
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1年生に感想を聞いてみると、「とてもよかったです!」と目を輝かせていました。留学生を交えたこのようなワークショップは、東海大学国際文化学部ならではのことでもあります。
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最後は全員で記念写真です。川崎先生、ありがとうございました!素敵な1日になりました。
by manabinomori | 2013-05-10 23:04 | 札幌キャンパス
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