自然豊かな都市を味方に
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来年度はデザイン文化学科1期生が3年次生となり、いよいよゼミナールがスタートします。グラフィック系を担当する予定の私は、日本や世界のグラフィックデザイン教育がどのようになされているのかに興味を持っています。最近意識しているのは多摩美術大学のグラフィックデザイン学科です。ここでは必修として、1年次にデッサン、色彩、構成、コンピュータ実習などの「基礎造形」を学び、2年次にドローイング、情報構成、Web、タイポグラフィ、発想法などの「基礎デザイン」と自然光、スタジオライティングなどの「写真基礎実習」を学びます。3年次になると、「広告コース」「伝達コース」「表現コース」から選択することになり、「広告コース」では商品立案や制作をする「広告計画」と、CM制作の「広告映像」、選択必修として商品開発、公共広告、ポスターデザイン、パッケージデザイン、Webクリエーションを学びます。「伝達コース」では、ビジュアルコミュニケーションデザインの「視覚言語デザイン」、選択としてビジュアルコミュニケーションデザイン、アプリケーションデザイン、書体デザイン、編集デザイン、本の装丁デザイン、デジタルコンテンツを学びます。「表現コース」では、メッセージイラストレーションとフォトデザインによる「表現デザイン」を学び、選択としてアニメーション、広告写真、写真、イラストレーションを学びます。そしてこれらが4年次の卒業制作につながっているのです。メディア系は「情報デザイン学科」にあり、そこでは映像・写真、インタラクション、サウンド&パフォーマンス、デジタルクラフト、ウェブデザインなどを学ぶことになっています。美術大学ならではの多様な科目構成になっています。本学科は「グラフィックデザイン」「プロダクトデザイン」「空間デザイン」を柱にしながら「企画構想デザイン」までも取り入れ、学生の様々な才能やニーズに対応できる構成になっています。小さな学科ではありますが、それ故に教員側に求められるものには大きなものがあります。卒業研究作品はどの大学にも負けないものを制作し、全員が希望する進路を実現して欲しいと願っています。そのためには3年次からの活動が重要になります。そのことを意識しながらゼミナールを担当していこうと思っています。この自然豊かな都市を味方に。
by manabinomori | 2013-11-30 21:41 | デザイン文化学科 | Comments(0)
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