ラファエル前派展
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日本人は「印象派」が大好きである。そして「印象派に先駆けた“前衛”」(朝日新聞によると)である英国ヴィクトリア朝絵画「ラファエル前派」もまた人気である。六本木ヒルズの森美術館では「アンディ・ウォーホル展」も開催されているが、その集客力では圧倒的な差がついていた。本展が注目されるのは、そこに美があり、愛があり、ドラマがあるからだろう。ラファエロ(アカデミズム)に反発する挑発的な絵画だけでも十分おもしろいのに、彼らとモデルによるドラマティックな恋愛関係がそれをより神秘的なものにさせる。イギリス絵画の最高峰と呼ばれるミレイの『オフィーリア』を観られるだけで、ここに足を運ぶ価値はあるだろう。
by manabinomori | 2014-03-18 08:00 | 石塚耕一研究室 | Comments(2)
Commented by desire_san at 2014-03-27 21:36
こんにちは。
私も六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーでラフアエル前派展を見てきました。
ラフアエル前派の画家たちのたくさんの作品を系統的に鑑賞できるのは珍しく、ミレイ、ロセッティ、バーン・ジョーンズなど出品されていた多くのの作品を思い出しながら、読ませていただきました。
保守的で停滞気味のロイヤル・アカデミーに反乱を起こし、新しい精神で芸術を創造しようとした「ラフアエル前派」の画家たちの気持ちには共感しましたが。印象派、フォービズム、キュビズムのような明確な理論や絵画手法を持った芸術運動でなかったラファエル前派は、この画家の感性や市資質の違いから大きな芸術潮流には育ちませんでしたが、ミレイ、ロセッティ、バーン・ジョーンズの魅力ある作品群から、画家の独特の自意識や美の感性を楽しむことができました。

今回の美術展で漠然としていた「ラフアエル前派」の全体像が見えてきたように思い、個々の画家の魅力も含めて「ラフアエル前派」について私なりにまとめてみました。読んでいただけますようでしたら、ご感想、ご意見などどんなことでも結構ですから、ブログにコメントなどをいただけると感謝します。
Commented by manabinomori at 2014-03-28 09:12
コメントありがとうございます。「ラフアエル前派」は奥が深いですね。読ませていただき感想を書かせていただきます。
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