音威子府村 役場
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ホイスコーレ札幌の皆さんを引率して音威子府村を訪問しました。20代?の麗しき女性22名が参加しました。この研修旅行の発端は、北海道で貴重な生涯学習の場となっている「ホイスコーレ札幌」で講義したことにあります。5月の講義で音威子府村について触れたところ、受講生の皆さんから音威子府村に行くことが提案されたのです。平均年齢70歳(失礼、20歳の間違いです)の皆さんからそのような声が上がるとは夢にも思っていませんでした。その場では半信半疑でしたが、9月の講義に行くと、その準備がすっかり出来上がっていることを知りました。さらには、来年の5月には松前へ行くことまで決まっていました!なんて意欲的なんだろうと驚くばかりでした。私は大学教員として、地域の皆さんの支援や生涯教育をサポートすることは大切な仕事と考えていますので、もちろん大賛成でした。しかし、22名もの皆さんが参加するとは夢にも思っていませんでした。

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音威子府駅に到着したときに撮影した写真です。みなさん、高校生のように輝いています。

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音威子府村公民館です。お忙しい中、佐近村長さん、髙曽根教育長さん、そして木谷次長さんに迎えられます。このような部屋まで準備してくださり、村の優しさが伝わってきます。左にいらっしゃるのが村長さんです。

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村長さんからは音威子府村の現状や課題が話されました。興味深かったのは、北海道新聞の1面に紹介されたドイツ視察のことです。人口810名の村を活性化させるために、牧草を使ったバイオマス発電の可能性調査に着手したいきさつや今後のことについて話されました。びっくりしたのは、その新聞記事を何人かのホイスコーレ受講生の皆さんがお持ちになっていたことです。もしここにいるのが大学生だとしたなら、そのような記事を持って来た学生はいたでしょうか。そもそもそのような記事が掲載されていたことを知っていたでしょうか。皆さんの学ぼうとする意欲には驚くばかりです。

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「ホイスコーレ札幌」の代表は生越玲子さんです。驚くなかれ、東海大学国際文化学部に入学されたのは58歳の時です。川崎先生のゼミで活躍されるとともに、北欧へ留学され、大学院へも進学し、終了後はこの「ホイスコーレ札幌」を立ち上げたのです。いつお会いしても20代のように生き生きしています。生涯教育がいかに大切なものであるかをデンマークで体験され、そしてそのホイスコーレ(民衆の大学。スウェーデンで言えば成人学校にあたる)を自ら札幌に設立してしまったのです。このようなことを実践できる人物が全国のどこにいるでしようか。私には「奇跡の人」に思えてなりません。

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髙曽根教育長のお話はユーモアがあって楽しいものでした。受講生の皆さんも笑顔でした。特に印象に残ったのが、村にある学校への誇りを語ってくださったことです。良い教育長です。私の在職時代にはいつも本音で語り合わせていただきました。「奇跡の学校」の出版にあたっては、光村図書の担当者の方と3人で語り合ったことを忘れることができません。あの頃の夢が蘇ります。

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村長と生越さんです。お忙しい中、私たちのために貴重なお話をいただき、感謝しかありません。有意義な時間になりました。

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最後に記念撮影です。村長さん、教育長さん、次長さんをはじめとする役場の皆様に心より感謝申し上げます。有意義な研修になりました。
by manabinomori | 2014-10-18 22:19 | 石塚耕一研究室 | Comments(2)
Commented by 川崎一彦 at 2014-10-20 22:27 x
石塚先生のおかげで生越玲子代表をはじめホイスコーレ札幌の皆さんはかけがえのない経験が出来たようですね。

ホイスコーレ札幌の皆さんはその経験の価値が分かる方々です。

今後ともよろしくお願い致します。
Commented by manabinomori at 2014-10-21 21:08
生涯学習の大切さが叫ばれて何十年かになりましたが、はじめてその本物に触れたような気がしました。教育とは「指導される」ものではなく、「学ぶものだ」ということを教えられる2日間でした。その機会を与えてくださった生越代表や川崎先生に感謝です。
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