ビートルズのデザイン地図
b0108779_18433480.jpg

講師 石塚耕一(東海大学教授)
日時 2014年12月13日(土)14:00〜16:00
場所 紀伊國屋書店札幌本店インナーガーデン
   札幌市中央区北5条西5丁目 sapporo55ビル
申込 東海大学(11/25〜)011-571-5111(代)
定員 100名 参加は無料です。ぜひお越しください!
  (デザイン文化学科学生とのビートルズ作品を展示予定)

東海大学公開講座ヒューマンカフェ 道民カレッジ連携講座
ビートルズのデザイン地図
〜ビートルズをレコードジャケットの視点から読み解く〜

ビートルズは音楽で成功しただけではない。ビートルズとその周辺から生み出されたアートワーク、デザイン、ファッション、映画、アニメーションなどは、音楽同様に多くの人々を魅了し、新たな文化を創造する契機となった。ここでは、レコードジャケットに視点を当てながら、そのデザインが与えた影響や文化的価値について考察する。

ビートルズは『Please Please Me』から『Let It Be』まで13枚のオリジナル・アルバムを発表している。対象としたものには、当初EP2枚組だった『Magical Mystery Tour』やサントラ盤の『Yellow Submarine』も含まれる。これらのレコードジャケットは、その時々の文化や社会状況を反映している。インターネットはもちろんのこと、ミュージックビデオがなかった時代において、レコードジャケットは特別な意味を持っていた。それは、ビートルズからファンに向けられたメッセージであり、新たな文化の発信ともなっていたのである。彼らの歌とレコードジャケットは切り離すことのできない存在であり、初期においてはビートルズのイメージを定着させることにつながった。中期以降になると、彼らは曲作りと同様にレコー ドジャケットにも興味を示すようになり、『Revolver』や『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』でのアートワークでは、レコードジャケットそのものが芸術作品としての価値を持つものとして認められるようになった。

ビートルズが横断歩道を歩いている写真が使われた『Abbey Road』は、まるで遠近法を用いたルネサンス絵画のように魅力的だ。その結果、それは世界で最も有名な写真の一つとなり、アビイ・ロード・スタジオ前の横断歩道は英国の文化遺産に指定されることになった。ポール・マッカートニー死亡説まで生まれたぐらいである。ビートルズのレコードジャケットは、アーティストとしての可能性を広げるとともに、新たな文化を創造する力となった。

東海大学 石塚耕一研究室 2014


b0108779_18434721.jpg

石塚耕一
東海大学教授として、デザイン文化概論、アニメーション論、グラフィックデザインなどを担当している。地域の活性化を図るためのデザインを研究する一方で、アート、写真、映像、音楽などを制作している。ビートルズを描いた個展としては、1994年にサッポロファクトリーで開催した「ビートルズ展」をはじめとして、2003年の「IN MY LIFE」(札幌市)、2014年の「ビートルズのデザイン地図」(札幌市)などがある。また、2000年にはメールマガジン「なんてったってビートルズ」の配信、2001年には学校開放講座「ビートルズ研究」を主宰、2004年にはビートルズによる地域活性化企画として「ビートルズの夕べ」(穂別町)を開催した。石塚耕一研究室では「ビートルズのデザイン地図」の研究を7月からスタートさせている。著書に「奇跡の学校」(光村図書)がある。

チラシのダウンロードはこちらから → 石塚耕一ホームページ

by manabinomori | 2014-11-12 18:44 | ビートルズ デザイン地図 | Comments(0)
<< 入門ゼミ 指 >>