今年開催した美術展「ビートルズのデザイン地図」や写真展「空が広く見えるとき」は、常識の範囲内の作品で、現代アートの領域に踏み込んでいるとはとても言えません。いま、私が視野に入れなければならないのは、来年開催する東京展に向けてのことです。三つの部屋を会場にしての作品展になります。壁そのものをアートにしてしまうことや映像をも含めて、3月中には方向性を明確にしなければなりません。(場合によってはビートルズ展もあり得るかも知れませんが)ともあれ、作品はご覧のようなイメージから特化していきます。背景や服装にも、あるいは表情にまで徹底してこだわったものにしたいと思います。これまでにない作品を創造できれば幸いです。