フィールドワーク再考
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東京でのフィールドワークを終えて大学に出勤すると、私が所属する日本デザイン学会(JSSD)の会誌「デザイン学研究特集号」が届いていました。特集はなんと「フィールドワーク再考」です。興味深く読ませていただいたのは、愛知県立芸術大学の「関係をつくるデザイン」の実践です。愛知芸術大学の敷地にある手つかずの自然や里山、森、池そして畑などを活用して小学生との交流を図る「親と子の野外活動ワークショップ・フォレスト」。参加者自身が地元で採れた野菜や穀物を用いて調理をして食事をしたり舞台装飾をして、最後に音楽の演奏会を開く「ながくてピクニック」。また、学内の環境を生かしてなんらかの状況をつくったり、他の学生が参加できるしくみをつくり、火・水・音・風などの現象を使う、作法・方法を考える、ストーリーを作り伝える、体験を創造する、食べる、飲む、特定の時間や空間を設定し、その時間や空間でしか体験できない体験をする、皆で遊べる遊びを考え実践するなどの「無形のデザイン」です。本学科が課外活動として展開している「商店街活性化プロジェクト」や、もいわ地区センターでの「アート教室」や「もいわーく展」に近い交流型のフィールドワークです。それらの実践を丁寧にまとめてあるのが良いのです。その実践を教員がしっかりまとめる、学生もそれをまとめることは大切であると実感させられた特集でした。
by manabinomori | 2015-02-25 14:29 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)
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