新聞の購読率
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新聞の購読率は年々低下しています。「国民生活時間調査」が行った調査結果をその報告書から1995年と2015年の男性(平日)で比較してみましょう。ちなみに、新聞購読率(新聞行為者率)とは、該当日に15分以上新聞を読んだ人の割合を意味します。その新聞とは自らが購入したものに限らず、一般紙の朝刊だけでなく夕刊、さらにはスポーツ紙や業界関係紙、広報紙、そしてチラシや電子版までをも含みます。紙媒体としての新聞は購読していないが、電子版を読んでいる人も含まれます。左が1995年、右が2015年です。

10代 14%→ 4%(-10%)
20代 32%→ 8%(-24%)
30代 55%→ 10%(-45%)
40代 67%→ 20%(-47%)
50代 74%→ 38%(-36%)
60代 77%→ 53%(-24%)
70歳以上 73%→ 66%(-7%)

この結果を見ると、新聞をよく読んでいるのは10年前では40代以上だったのに対して、いまでは70歳以上ということになります。60代で半分しかいなく、40代以下においては、もはやその存在感は希薄だということです。つまり「新聞は高齢者のためのものとなり、世代を超えて情報を共有できる媒体ではなくなった」ということです。この10年で急激な新聞離れが起きていたのです。新聞購読率10%の30代が60代になった頃には、日本の新聞社は大きな転機を迎えることになるでしょう。

by manabinomori | 2016-04-30 20:12 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)
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