リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド
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ビートルズがソロになってからのアルバムジャケットについての原稿がまとまりそうだ。最後まで難航していたジョージ・ハリソンについては『リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を選んだ。レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を意識したこの写真は興味深い一枚であるが、残念ながら不自然さが目立つ。いくら欠席したからと言って、ゲイリー・ライトの顔だけ貼り付けるというのはどうかと思うし、物質社会を批判しているジョージ自身が富豪のキリストという位置づけでは少し傲慢すぎないだろうか。そんなこともあって、この写真はフロント・カヴァーから見開きへと移動したのではないかと思う。しかしこのアイディアは悪くない。もう少し詰めて欲しかった。ソロになってから最も印象に残る写真の一枚であることは確かだ。本書では肯定的な面からまとめます。
by manabinomori | 2016-06-26 08:34 | 著書 ビートルズ | Comments(0)
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