東京国立近代美術館は作品の撮影も可能なオープンな美術館です。海外の貴重な作品も所蔵していて見応えがあります。これはピカソの「ラ・ガループの海水浴場」作品です。晩年のピカソらしいラフなタッチで描かれています。海岸を描いていますが、室内のように思えてしまう空間処理がなされています。右端の女性はジャクリーヌで、中央の人物はピカソ本人と思われます。日記のように描かれた作品であり、それ以上の意味は感じられません。
こちらはベーコンの作品の一部ですが、画面に緊張感があります。背景の派手な色彩と人物が見事に調和されています。空間や色彩を自在に操りながらまとめているあたりは流石と言うほかありません。
これらはiPhone7で撮影しましたが、このカメラには限界があります。やはりデジカメが必要であることをこの時やリンゴ・スターの公演で感じました。そこで、RX100Ⅳを購入することにしました。このカメラはコンパクトでシャッター音もありません。今年はより良い写真を撮影することができそうです。