何気ない写真をレタッチによって作品のレベルに
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写真の制作で最も難しいのがレタッチです。「そんなもの必要ない」という場合はそれでいいのですが、イメージとして作品を仕上げようとする場合は、レタッチは有効な手段になります。この写真(下)の問題点は雑誌です。撮影時には意識していませんでしたが、ここには余計な色や形が存在しています。それをいかにして目立たなくさせるかということが最大のポイントになります。そのため、まず比率を3:2から7:5に変更し、意図的に右側を暗くしてしまいます。このことによって顔に視点を集中させるとともに明暗を強調させます。スクラッチを少し加え、後は求める色調と明度に持って行けばいいのです。このような工夫をすることによって、何気ない写真も作品のレベルにすることができるのです。今回は少し強引すぎたかも知れませんが。
by manabinomori | 2017-01-02 20:56 | 個展2017 | Comments(0)
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