北見現代美術展
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2年生の杉本大幸君が、「北見現代美術展10(2006年)」のカタログを持ってきてくれました。実は杉本君の中学校時代の恩師が中村二二二先生(北見現代美術展出品/網走市)で、私が本校に赴任したことを知った中村先生から、渡して欲しいと預かったものでした。中学校を卒業してからも交流があるというのは素晴らしいことです。中村先生が私のことを覚えられていたこともありがたく思います。

「北見現代美術展」は、北見市の田丸忠さんと林弘尭さんが新しい美術の創造を掲げ設立を考えていたものでした。そこに北見市で頻繁に個展を開催していた私が加わり、さらに陶芸家の安藤瑛一さんが加わってできたものです。第1回展の準備を進めるにあたっては、世界に通用する企画展にしようと、カタログには趣旨を英訳し掲載するとともに、写真もプロ・カメラマンの我妻英信さん(第2回展から参加)に依頼し、まるでビートルズ?のようなポスターまで作りました。それだけの思いと努力によって生まれたのが「北見現代美術展」なのです。

当時、私はまだ20代で、ポップアート風の作品を描いたり、作曲したり、ビデオアートをつくっていました。しかし第3回展まで出品したところで転勤になり(なんと転勤先は杉本君の担任である手塚先生の母校)、その後は視界から「北見現代美術展」は消えていました。

そして突然第10回展のカタログが届いたのです。開いたとたん、昔のことが鮮やかに蘇りました。そして食い入るように作品を見つめました。なぜなら作品を見ればその作者を感じとることができるからです。みなさんとても元気そうで嬉しくなりました。よく見ると、その中には高大連携授業をしていただいた東海大学の荒井善則先生の作品もありました。

とても苦労した1982年の設立準備から今年で25年になります。その間「北見現代美術展」は、紆余曲折しながらも素晴らしい内容で第10回展を開催していました。継続は力なりといいますが、やはり地道な努力は素晴らしい結果をもたらすのです。みなさんのアートに対する強い姿勢と努力には敬服するしかありません。私は久しぶりに豊かな気持ちに浸りました。カタログを届けてくれた杉本君に感謝します。第1回展のポスターが見つかればここに掲載します。まさに4人はアイドルのようでした。(注:「4人はアイドル」はビートルズ主演の映画名)
by manabinomori | 2007-03-07 23:54 | おと高&音威子府村
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