ぼくらの
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先週、「このマンガ読んで下さい」と校長室に持ってきた女子生徒がいました。私が「学びの森」で、「のだめカンタービレ」や「鉄人28号」を紹介したからかもしれませんが、校長室までマンガの本を持ってくるというのは珍しいことです。その「ぼくらの」は、「月刊IKKI」で連載中の鬼頭莫宏のマンガで、4月からはテレビアニメとしても放映中です。夏休みの臨海学校で、少年15人が、洞窟探検でココペリと名乗る男に出会い、無敵の巨大ロボットを操縦し、地球を襲う15体の巨大な敵を倒して地球を守るというストーリーです。横山光輝ファンの私としては、迫力やスピード感で物足りなさを感じますが、その淡々としたストーリーはじっくり読ませるおもしろさがあります。本人に、このマンガのよさを聞いてみると「15人それぞれが主人公で、それぞれの世界があります」といっていました。なるほど、これまでのロボットマンガは「敵との戦い」がすべてでしたが、ここには主人公の生活や人間模様が描かれています。この多様さが高校生の心をつかんでいるのでしょう。3・4巻もじっくり読んでみようと思います。
by manabinomori | 2007-06-20 17:58 | おと高&音威子府村
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