高文連美術展 入選作品④
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佐藤量君の「ポン『的』リング」(左)と森君の「melt×ing」(右)です。佐藤君のテーブルはとても魅力的です。造形的にも脚の部分が大変ユニークで個性的です。見る場所や時間よって色や形に変化が生まれるなどよく計画された作品です。森君のテーブルは液体を表現するのに苦労していました。木を使いながらこれだけの表現ができたのですから立派です。
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大崎君の「愛国乃富士」(左)と川崎君の「ある意味『レッドデータ・アニマルズ』」(右)です。大崎君のチェストは、3年間の経験が生かされた力作です。彫りにこだわり、とても美しい作品に仕上がりました。富士に着色したのも効果的です。川崎君は色鉛筆を使い自分で考えた動物を描きました。一つ一つを緻密に描写しています。安易なイラストになっていないのがいいですね。

以上、本校から全道に出品されることになった20点の作品を紹介しました。美術展を鑑賞された多くのみなさん方がおっしゃるように、本校の作品のレベルはとても高いと思います。これは生徒の大変な努力があったからです。本校生は夏休み帰省しますので、他校より不利な条件での制作になりますが、よく頑張ったと思います。何より嬉しいのは、一人ひとりの個性が作品に出ていたことです。美術工芸高校としてのプライドも感じられました。もちろん顧問の前田教諭と河野教諭を中心にした工芸科教諭の適切な指導とサポートがあったからでもあります。1校から20点(昨年は14点)も全道に行くのは前例がないと思います。

今回の高文連美術展での大きな収穫は、清武君、岩瀬さん、川崎君のように新たなジャンルの作品が生まれたことです。これは全道の高文連美術展にも影響を与えることになると思います。また今回は地元開催ということもあり、美術部・工芸部以外の生徒も美術展を鑑賞し強い刺激を受けていました。今後の制作に生かされることは間違いありません。
by manabinomori | 2007-08-30 20:38 | おと高 美術展&作品
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