お別れ会①
寮では昨夜から涙があったようですが、生徒会主催のお別れ会を連載で紹介します。
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マティアスとヨーナスが入場します。生徒は拍手で迎えます。
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私の挨拶と記念品交換後、吾子さんが挨拶しました。スウェーデン語です。頑張りましたね。
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吾子さんの話を聞く2人です。いつもより真剣に感じます。
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栗原君がリーダーになって、3年生がよさこいを披露しました。
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こういうのは大切です。まさに文化の交流です。彼らには新鮮に感じたでしょう。
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途中でCDが飛ぶというハプニングがありましたが、楽しそうに見ていました。

<吾子生徒会長の挨拶>
 2週間というものは早いもので、もうお別れの日となってしまいました。音威子府での生活はどうででしたか?私たちはヨーナスとマティアスと一緒に生活をして、新鮮で充実した毎日を送ることができました。
 言葉や文化は違っていても、お互い木工を学んでいることを通して2人と出会い、触れ合うことができて、とても良い思い出になりました。このことは忘れられないものとなるでしょう。ヨーナスマティアスも日本での生活、そして私たちのことを忘れないで下さい。
 短い期間ではありましたが、今まで本当にありがとうございました。
 (日本語の次にスウェーデン語で挨拶しました)

<私の挨拶原稿を紹介します>
 おはようございます。留学生を受け入れるというのは初めてのことでしたが、みなさんの努力によって大きな成果を上げて今日を迎えることができました。たった2週間でしたので、仲良くなったと思ったら、もうお別れをいわなくてはならないのは残念です。初めてでしたので準備不足もありましたが、一生懸命研修と交流をしてくれたマテイアス・アンデルソン君とヨーナス・ノルド君には感謝しています。スウェーデンにもどってからは、それぞれの夢の実現に向けて頑張って下さい。
 さて今回の目的は、留学生と交流しながら国際理解を深めることです。スウェーデンの文化を知ることは日本の文化を知ることでもあります。今回の成果を3点ほど述べてます。
1 お互いの文化を知ることができた。
 生徒のみなさんは、言葉はもちろんですが、生活様式、食文化が日本とスウェーデンでは全く異なることを実際に体験することができたと思います。このことを学べたのは有意義なことでした。日本の文化も再認識できたと思います。
2 国際化には外国語が必要なこと。
 留学生を受け入れたことによって、みなさんは英語やスウェーデン語を一生懸命勉強していました。これはとてもよいことです。これからの国際化において、相互のコミュニケーションを図るためにもっとも必要なものは言葉であることを学んだと思います。
3 思いやりの心がお互いを高めること。
 今回ヨーナスとマティアスは、本校生が親切で素晴らしいといっていました。その親切さ、つまり思いやりの心が友情を深め、心を豊かにしました。さらにそのことが自分を高めることにつながっているのです。
 2人にとっては驚くことの連続だったかもしれませんが、この2週間は学校や寮が生き生きとしていました。今回の交流はお互いにとってとても有意義なものとなり、一生忘れられない思い出になったと思います。留学生を受け入れ、交流を図るために一生懸命努力したみなさんに感謝するとともに、マティアスとヨーナスに感謝したいと思います。ありがとうございます。
by manabinomori | 2007-10-27 12:34 | おと高 高大国際教育
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