コラージュ(collage)は、新聞、布、針金、ビーズなどを画面に貼り付ける絵画の技法です。ピカソとブラックが、キュビスム時代に新聞紙や雑誌などをキャンバスに貼ったのが始まりといわ、パピエ・コレ (papier collé) とも呼ばれます。以後、ダダイスムやシュルレアリスムの画家が積極的に用いました。美術の授業で、雑誌などを使いながら自由につくらせると、おもしろい作品がたくさん生まれます。楽しい技法の一つでもあります。
西高さんの卒業制作作品では、別なキャンバスに描いた人物を再構築して貼りつけようとしています。学生美術全道展での制作が生きていますね。絵も進化しています。
杉本君はキャンバスに段ボールやコメントを書いたノートを貼りつけています。
自分の痕跡を残す作業です。素材によるおもしろさが出ています。色彩もきれいです。