昨年の経験が生かされました
昨年の経験が生かされました_b0108779_1753974.jpg
留学生受け入れの2年目が終了しました。昨年度、初めて受け入れの提案をした際には、「言葉が通じない」「授業を受けさせるのか」「寮には部屋がない」「食事だって困る」「工具もない」「費用はどうするのか」などの問題が山積し、なぜ校長はこんな面倒なことを提案するのかという雰囲気がありました。私も悩みました。しかし今年はそうではありません。生徒はもちろんのこと、教員、寮職員も楽しく受け入れることができ、安心して見ていられました。授業、行事、交流方法などについては、教職員や生徒の工夫に素晴らしいものがありました。昨年の経験が見事に生かされたという感じです。生徒(主に3年生)にとっては、一生忘れられない交流になったと思います。それは今日の姿を見れば一目瞭然です。ただ、セバスチャンが指にケガをしたのは大きな反省点です。これは次年度以降の危機管理上の課題となりました。また日程が昨年より2日間短かったのは残念なことでした。

最後に2人の感想を紹介します。
●本校と村の印象は?
「自然が素晴らしい」「とても親切です」「外を歩くと生徒としか会わない」
●驚いたことは?
「日本では全てのものが小さい」
●レクサンド高校との違いは?
「おといねっぷ美術工芸高校は細かく厳しい。レクサンド高校では責任は自分にまかされている」「ここには工芸や美術をやりたい生徒が集まっている。レクサンドはそうではない」
●日本の好きな食べ物は?
「ラーメン」「カレー」
●嫌いな食べ物は?
「すし(わさび)」「もち」
●進路は?
クリストファー「アメリカの大学に進学し野球選手になる」
セバスチャン「大工になって働く。モトクロスプレイヤーにもなりたい」
by manabinomori | 2008-10-23 17:05 | おと高 高大国際教育
<< ドキュメント姉妹校提携調印式5... 別れ(見送り) >>