ドキュメント姉妹校提携調印式7 夢が現実になった
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いくら昨年高大連携協定書調印式を実施しているからといって、これだけ大きな行事を計画して実施することは並大抵のことではありません。前日にはレセプションがありましたし、さらに本村にスウェーデン大使館とレクサンド高校関係者を受け入れての実施ですからなおさらです。このように厳粛で印象に残る調印式にすることが出来たのは、小松教頭、髙曽根事務長、前田教務部長、野村工芸科長(調印式担当)、日髙教諭をはじめとする本校職員の工夫や努力、そして生徒のしっかりした対応があったからです。そのどれか一つでも欠けていればこれだけ素晴らしい調印式にはならなかったと思います。夜遅くまで黙々と準備を進めた教職員には感謝するしかありません。

私はワガママな校長ですから、常にベストなものを求めます。その最たるものが、すでに式次第が出来上がりその準備が進んでいるにもかかわらず、直前になって「私が映像をつくるから、この式をより魅力的なものにするためオープニングムービーを入れたい。なんとかならないか…」と、要求してしまいます。他の学校であれば職員の猛反対にあうところですが、大変なことはわかっていながらもそれを受け入れ実施できるのはありがたいことです。ボンド夫妻はこの映像をとても喜んでくれました。調印式を盛り上げるのに一役かったはずです。

今回の調印式は、前例がないほど恵まれた状況で実施することができました。一般的に日本の姉妹校提携調印式は、相手国の校長室にて関係者だけで実施することが多いと思います。しかし今回はレクサンド高校長(ヘッドマスター)、生徒、市民、そして本校の全校生徒が参加して実施することができました。生徒にとって幸せなことです。魔法のような力が本校に働いたとしかいいようがありません。さらにスウェーデン大使館の出席をいただけたことも夢のようなことでした。大使館にとっても異例の派遣だったに違いありません。もちろん音威子府村の大きなご支援もありがたいことでした。村長さん、村議会副議長さん、議員さんの出席をはじめ、予算面でもご支援をいただくことができました。このように、今回の調印式は本来あり得ないことが現実となった希有なケースです。皆様には心から感謝申し上げます。

調印式で印象に残ったのは、松山さんが安定感のある素晴らしい通訳をして下さったことです。間の取り方や落ち着いた発声によって厳粛な雰囲気をつくりだすことができました。ありがとうございます。小松教頭の説明、司会の前田教諭も良かったです。終了後、レクサンド高校の関係者の皆さんが「素晴らしかった」「感動した」と言って下さいましたが、それはまさにこの式に参加した全員の力によるものです。協定書のデザイン、掲示物、国旗のこだわり、廊下の装飾など、小さな所にまで目が行き届いた最高の式になりました。本校の発展の秘密がここにあるような気がします。ありがとうございました。

尚、私とデビッドソン校長が通訳の松山さんを通して確認した内容は次のとおりです。
1 本校から生徒2名、教員1名を3年間派遣する。
2 レクサンド高校の生徒2名を3年間受け入れる。
by manabinomori | 2008-10-23 22:40 | おと高 高大国際教育
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