カテゴリ:おと高 高大国際教育( 205 )
日本での最終講義
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昨年の12月、本校英語科の授業「外国事情」にて、Skypeで明輝高校の卒業生に出演してもらいながら特別講義をしてくださった川崎一彦先生(東海大学教授)が、日本での最終講義を酪農学園大学で行いました。日本での講義はこれが最後となり、退官後はスウェーデンのストックホルムにお住まいになられます。私にとって川崎先生は恩人のような存在で、おといねっぷ美術工芸高校の校長をしていた時に、レクサンド市の教育長とお会いする機会をつくってくださいました。これが縁となって、レクサンド高校と姉妹校にまで発展することができ、スウェーデン大使館やスウェーデン交流センターとも交流させていただきました。私も寄稿させていただいたこがある「ビョルク」117号には、先生がこれまでなされた北欧と北海道の交流プロジェクトが紹介されています。道庁別館や毎日新聞東京本社などで行われたシンポジウムなどに参加させていただいたことも思い出します。川崎先生が日本と北欧の交流に果たしてきた役割にはとも大きなものがありました。先生が翻訳に関わった「フィンランドに学ぶ教育と学力」は日本の教育に一石を投じました。
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酪農学園大C1号館202教室で行われた最終講義は「北方圏経済・交流論」の総括となるものでした。残念ながら私が参加できたのは、最後の学生が発表するところだけでした。それでも先生の元気そうな姿を見させていただくことができ、ありがたく思いました。
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講義には、ゲストとして社会人の学びの場「ホイスコーレ札幌」代表の生越玲子さん、facebookで私と交流している石狩管内教育研究会図工美術部会長の井上哲義先生、さらには酪農学園大学のOBの方も参加されました。みなさん生き生きしていて素晴らしい。
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講義の最後は長渕剛の『しあわせになろうよ』で締めくくりました。「出会った頃の二人にもう一度戻ってみよう」「そして二人で手をつなぎしあわせになろうよ」というフレーズがジーンときます。いい曲です。これからは、世界で一番美しい都市ストックホルムに住まわれます。先生のことですからスウェーデンでも様々な活動をされると思います。長年の実践に敬意を表するとともに、これからのご健勝を心よりお祈り申し上げます。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
by manabinomori | 2013-01-27 21:18 | おと高 高大国際教育 | Comments(2)
東海大学の皆様に感謝
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本ブログのライバルである「東海大学よりのお知らせ」(3月26日)に、私の異動についての記事が掲載されました。これまで何度も書いてきましたが、本校発展のもっとも大きな力となったのは、東海大学との連携です。特に、西村俊明様をはじめとする旭川事務室の皆様には、お世話になりっぱなしでした。皆様方の心ある対応が、心ある教育へとつながりました。感謝しかありません。4月には、旭川と札幌キャンパス合わせて4名が本校から入学予定です。今後ともよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
by manabinomori | 2009-03-27 18:18 | おと高 高大国際教育 | Comments(0)
高大連携授業
今日は東海大学の中尾紀行先生をお招きし、高大連携授業を実施しました。
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授業は、2年生の工芸コース「インテリア工芸~線をいかした制作」です。
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柴田君が自分の作品について説明し、ご指導をいただいています。
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前回は中間講評でしたが、今回は完成作品です。生徒は土・日を使って仕上げました。
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1人1人のデザイン力や創造力を刺激するお話をいただきます。ありがたいことです。
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千葉君の作品です。より良いものにするために工夫しています。授業は3校時から6校時まで4時間行われ、それぞれ自分の課題を把握することができたのではないかと思います。卒業制作につながる授業になりました。熱心なご指導をいただきました中尾先生には、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
by manabinomori | 2009-03-16 17:03 | おと高 高大国際教育 | Comments(0)
スウェーデン派遣生徒
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平成21年度スウェーデン・レクサンド高校への派遣生徒が決定しました。今日は校長室で、派遣にあたっての思いを3人にお話しました。今回は、レクサンド高校と姉妹校になって初めての派遣になります。そのため、多くのことを学んできて欲しいという願いがあり、特例として3名の生徒を派遣することにしました。レクサンドでは、本校で研修したクリストファーとセバスチャンの家庭で受け入れて下さいます。彼らと再開できるのも嬉しいことです。これからの数ヶ月は、派遣に向けての準備期間になります。岸君、東海林君、上園さん、頑張って下さい!
by manabinomori | 2009-02-24 16:49 | おと高 高大国際教育 | Comments(0)
高大連携授業
2月6日(金)、東海大学との高大連携授業を実施いたしました。内容は、旭川デザインギャラリーでの東海大学芸術工学部卒業研究作品展と名作椅子の鑑賞。東海大学旭川キャンバスでのコレクションギャラリー見学と織田憲嗣先生の講義です。2年生は高大連携教育が本格的にスタートした最初の学年であり、東海大学でご指導をいただくのは今回で3回目になります。それだけに意欲的に学習できたのではないかと思います。残念ながら私は札幌への出張があり参加できませんでしたが、畠山先生が撮影した写真からそのことを強く感じました。以下の写真は全て畠山教諭の撮影によるものです。
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「卒業研究作品展」の鑑賞です。この真剣な姿がいいですね。
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説明もいただいたようです。ありがとうございます。
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学生の作品の質の高さに驚いている感じですね。
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これは家族のコミュニケーションをはかることを狙ったテーブルです。
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隣のギャラリーでは名作椅子とミニチュアが展示されていました。
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このような作品に触れることによって意識が高まります。
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大学のコレクションギャラリーで名作椅子に座っているところです。
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そして織田憲嗣先生の講義を受講します。充実した内容です。
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最後は記念撮影です。織田先生と一緒の写真に収まれるなんて、とても幸せなことなんですよ。このようにして高大連携授業が終了しました。東海大学の皆様、ありがとうございました。いつも感謝の気持ちで一杯です。尚、この様子は「東海大学よりのお知らせ」にも掲載されていますので、ぜひご覧になって下さい。
by manabinomori | 2009-02-12 14:30 | おと高 高大国際教育 | Comments(0)
東海大学ブログに荒井先生の最終授業が紹介されています
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東海大学(札幌・旭川)よりのお知らせ」に、荒井善則教授の最終授業「感動することが、スタートの時」が掲載されています。3には、吉成君、千葉君、西山君たちによって制作されたレターケースも紹介されています。ありがとうございました。 写真は「アジアプリントアドベンチャー」に出展された荒井先生の作品です。

最終授業「感動することが、スタートの時」 1
最終授業「感動することが、スタートの時」 2
最終授業「感動することが、スタートの時」 3 
by manabinomori | 2009-01-27 09:37 | おと高 高大国際教育 | Comments(0)
荒井善則教授 最後の授業
荒井善則教授 最後の授業 『感動することが、スタートの時』
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この授業は学生が企画しました。つまり、荒井先生の教育への情熱が学生の心を動かし『最終授業』を自然発生的に生み出したのです。企画、運営を担当された学生は大変立派でしたが、このような授業が生まれたのは、荒井先生が学生に対していつも「心」で接していたからに違いありません。
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東海大学旭川キャンパス1号館3階講堂に入ると、学生によるピアノ演奏が行われていました。心憎い演出です。荒井善則先生は、通常より6年早くご退職されます。東海大学工芸短期大学の開校と共に赴任し、教員として、あるいは国内外で活躍するアーティストとして37年間ご活躍されました。まさに大学の歴史そのものです。私は『プリントアドベンチャー1986』(道立近代美術館)でご一緒させていただいたことがありましたが、その時は雲の上のような存在でした。平成18年から動き出した本校の高大連携教育の中で身近にお話させていただけるようになり、それからは本校の発展のために大変なご支援をいただきました。言葉では表現できないほど感謝しています。
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荒井先生はとても謙虚な方です。そこには伝統的に日本人が持っている「心の美しさ」を感じます。最終授業に選んだテーマは、『感動することが、スタートの時』でした。長野に生まれてから現在に至るまでの自分史を中心にしながら人生論を切々と語られました。特に印象に残ったことは次の三つのことです。
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一つはこれまで接してこられた方々への「感謝」の気持ちです。「私はラッキーボーイでした」と何度か話されましたが、それは荒井先生の温かい「心」がまわりの人々に伝わり、ご自分のチャンスを生み出すことにつながったのではないかと思います。「真心」が「成功」を生み出すのです。そのことに対して、いつも「感謝」の気持ちを持たれていことが印象に残りました。
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二つ目は、「継続することが力になる」ということです。これまでシルクスクリーンから立体作品まで、多くの作品を制作されましたが、それは継続の力によって生み出されたものでした。継続することが新たな作品の創造につながるということです。荒井先生はそれぞれの時代を象徴する作品を創造されました。特に、「プリントアドベンチャー1998」(道立近代美術館)に出展された『Trace opf Tape』(上の写真)は。まさに時代を象徴する傑作です。その時代の空気感さえ感じられます。
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最後に「対話」の大切さを教えられました。荒井先生は優れたコミュニケーション能力を持たれています。時にはジョークを交えながら情熱的に語りかけます。そのことがあらゆる人の思考を誘発します。本校生が「荒井先生大好き」というのは、その言葉の持つ力も影響していると思います。上の写真は『ギャラリートーク』の一場面ですが、このような「対話」によって美術の普及はもちろんのこと、鑑賞者の意識を高めることに貢献されました。荒井先生らしいところです。
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「演歌の中に日本的なものがある」、「イギリスでは日本的なものを制作していた」という言葉からは、いつも「日本」を意識されていたことを感じます。そもそも荒井先生の作品は日本的であり、日本の美を意識させるものばかりです。
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学生が制作したスライドショーには本校生も登場します。昨年度のデザインスクール。
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今年度のデザインスクール。BGMは荒井先生の大好きな演歌です。
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会場には多くの皆さんが参加されていました。大きな拍手が胸を打ちます。
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ご家族の方もご招待されていました。学生が涙ぐむ場面もありました。
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学生のつくったパンフレットは心のこもったものです。荒井先生は、「長嶋茂雄やキャンディースのような名言は残せません」といいながら、最後にフォークの神様 岡林信康の『私達の望むものは』を熱唱します。「私達の望むものは生きる苦しみではなく、私達の望むものは生きる喜びなのだ…」。講堂が感動に包まれます。

荒井先生、37年間お疲れ様でした。先生が話された『感動することが、スタートの時』。そして『人生には決断が必要』という言葉を忘れることができません。本校での授業、デザインスクール、大学での講義、アジアプリントアドベンチャーの壁画制作、本校ホールでの作品展示…、様々なことを思い出します。荒井先生の素敵な「心」に感謝申し上げます。これからはアーティストとして本校をご支援願えれば幸いです。

<「タグ」の「荒井善則」をクリックするとこれまでの先生の記事をほぼご覧になれます>
by manabinomori | 2009-01-24 19:18 | おと高 高大国際教育 | Comments(4)
最終授業「感動することが、スタートの時」
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あまりにも突然のことなので、心の整理が出来ません。東海大学教授の荒井善則先生が、今年度をもってご退職されることになりました。荒井先生は、高大連携教育の中心として、本校の発展に大きく貢献されました。「デザインスクール」はもちろんですが、「アジアプリントアドベンチャー」の壁画制作は荒井先生だからこそ実現できた企画です。本校が受賞する「北海道教育実践表彰」は、荒井先生はじめ東海大学の皆さんのご支援があってのことでした。

荒井先生の最終授業「感動することが、スタートの時」が1月23日(金) 16:40より東海大学旭川キャンパス1号館3階講堂で開催されます。これは荒井ゼミナールの学生有志によって企画されたものです。卒業生や一般の参加も可能ということで、ぜひ多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。もちろん私も参加します。

荒井善則教授最終授業「感動することが、スタートの時」
日時/1月23日(金) 16:40より
場所/東海大学旭川キャンパス1号館3階講堂
参加無料・予約不要
(掲載したポスターは荒井ゼミナールの学生による作品です。荒井先生への愛情が感じられますね。『東海大学よりのお知らせ』から転載させていただきました。)
by manabinomori | 2009-01-17 08:48 | おと高 高大国際教育 | Comments(4)
カイ・レイニウス参事官
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昨日の朝日新聞に、レクサンド高校との姉妹校提携協定書調印式にご出席いただいたカイ・レイニウス参事官が紹介されていました。ノーベル賞受賞の益川敏英さんの世話役を努めらるとのことです。これまでも大江健三郎さん、田中耕一さんの世話役もつとめています。カイさんは日本人以上に日本らしいお方です。「日本人はもっと日本の文化を知らなければなりません」ということを教えていただきました。今年は、本校で記念公講演をしていただくとともに、東京、当別、札幌でもお会いすることができました。とても幸せなことです。ご活躍をお祈り申し上げます。
by manabinomori | 2008-12-12 08:35 | おと高 高大国際教育 | Comments(2)
デザインスクール映像
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9月に東海大学旭川キャンパスで実施したデザインスクールの映像をお届けします。とっても短い映像ですが、2年生が制作している様子をご覧になれます。今後このブログでは映像を公開しません。高画質化、大画面化、そしてブログへの負担に配慮し、映像は私のホームページのみで公開します。以前の映像も、再編集して公開できればと思っています。
(上の画像はビデオ編集画面から切り抜いたものです)

デザインスクール映像 (平成20年9月18日)
by manabinomori | 2008-12-02 23:00 | おと高 高大国際教育 | Comments(0)