カテゴリ:教育 美術教育( 53 )
プロジェクションマッピング
b0108779_14565884.jpg
平岸高校デザインアートコースによる「プロジェクションマッピング・デジタルブック展」を鑑賞するために、サッポロファクトリーにある内田洋行ユビキタス協創広場を訪問しました。
b0108779_14565989.jpg
以前も紹介させていただいた「デジタル絵本」です。こんなにも増えたのですね。
b0108779_1457185.jpg
iPadで好きな絵本を見ることができます。楽しい作品が多い。
b0108779_14572742.jpg
下がiPadで、上には札幌シネマフロンティアの広告、芸術の森美術館の札幌美術展出品作家紹介映像、日本ユネスコ協会連盟の私のまちのたからものコンテストの映像などが上映されています。
b0108779_14572999.jpg
これは雪像を作る生徒の映像で楽しそう。気になったのは男子が少ない!
b0108779_14575062.jpg
アニメ教材「はじめてのスキー」です。PhotoshopとiMovieを使って制作したとのことです。高校生らしい作品です。
b0108779_14575274.jpg
「プロジェクションマッピングを見たい!」という私のワガママに応えて、生徒のみなさんが上映してくれました。自分たちで作った雪像に投影した時の映像です。デザインアートコースは常に美術教育の最先端を走っています。残念ながら吉岡先生とはお会いできませんでしたが、生徒のみなさんによるおもてなしがとても良かったです。高校生がこんなにも頑張っているのですから、デザイン文化学科も負けてはいられないと思いました。多くの皆さん方に鑑賞していただければ幸いです。
by manabinomori | 2014-02-08 14:58 | 教育 美術教育 | Comments(0)
10年経験者研修
b0108779_952358.jpg
今年も北海道立教育研究所で開催される、高等学校の10年経験者研修の講師を担当します。具体的には、研修1「芸術科における現状と課題」、研修2「当面する指導上の課題」です。いよいよ来週になりましたのでその準備を進めていることろです。さて、新学習指導要領がスタートし教科書も一新されました。そこには各社の工夫が感じられます。同時に高校の先生方は、新たな気持ちで授業を展開されていることと思います。そのような中で、美術教育の課題や、これからの在り方について説明・協議させていただこうと思っています。
by manabinomori | 2013-07-24 09:53 | 教育 美術教育 | Comments(0)
創造性の育成
b0108779_1556439.jpg
高等学校「美術Ⅰ」は、中学校美術科における学習を基礎にして、「表現」及び「鑑賞」についての幅広い活動を展開し、美術を愛好する心情を育て、美術の諸能力を伸ばし,美術文化の理解を図ることねらいとしています。「表現」では、「絵画・彫刻」「デザイン」「映像メディア表現」の三つの分野から成り、新学習指導要領では、以前も書きましたが「映像メディア表現」について、「伝達」だけでなく、「感じ取ったことや考えたこと」を基にした表現の能力の育成を重視するようになりました。

「デザイン」については、心豊かな生活や生き生きとした社会を創造するため、感性を働かせ、目的、機能、美しさなどの調和を考えて主題を生成し、知的・論理的に、情報を分かりやすく相手に伝えるコミュニケーションの能力、機能的で美しいものをつくりだす能力などを育成することをねらいとしています。「デザイン」の捉え方としては、人間の美的要求やコミュニケーションを基盤として、生活や社会を美しさや調和を考えながら、飾ったり伝えたりつくったりする総合的な計画や設計であり、作品をつくるだけでなく、行為や心情、場などを創造する活動としています。

学習指導要領解説には、「絵画・彫刻」の表現形式として、絵画では、日本画、油彩画、水彩画、版画、漫画、イラストレーションなど。彫刻では、塑造、木彫や石彫、その他の多様な素材による表現などがあるとされています。しかし「デザイン」では、デザインの目的や条件を考え、それを効果的に表すために、平面,立体などによるデザインの表現形式の特性、形や色彩、質感などの造形要素とその機能を理解し、デザインの表現形式を創意工夫することであるとなっています。極めて抽象的な表現です。つまり、デザインにはそれだけ多様な表現形式があるということなのでしょう。しかし今日では、「授業をデザインする。」「都市をデザインする。」とまで言われる時代なのです。もっとそれを分かりやすく分類し具体的に提示する必要があるのではないかと思います。

さて、『美術手帳』は、2001年3月号で「日本の美術と教育」という特集を組みました。そこには「創造性を育む場へ」という提言があります。寺脇研氏は「多趣味な子供たちが増えることを期待しています」と述べています。さて、その結果はどうなったのでしょうか。美術教育は創造性の育成にどれだけ貢献したのでしょうか。
by manabinomori | 2013-07-23 16:01 | 教育 美術教育 | Comments(0)
高校と大学を結ぶ
b0108779_8491722.jpg
もし高校の「美術Ⅰ」と大学の「デザイン」を結ぶとするなら、「その途中に入る科目は何が良いのか」「シラバスはどうあるべきか」ということについて思案しています。新学習指導要領では、美術科の科目編成も一部変わりました。「映像メディア表現」が「映像表現」と「情報メディアデザイン」に再構成されました。「映像表現」では、写真、ビデオ等の映像機器を使った表現に関する学習を通して、表現と鑑賞の能力を高める。「情報メディアデザイン」では、情報の表現、伝達及び共有を主とする情報メディアデザインについて理解を深め、表現と鑑賞の能力を高めるとあります。「ビジュアルデザイン」と「クラフトデザイン」はもちろんですが、いざとなれば「美術Ⅱ」「美術Ⅲ」や学校設定科目という方法もあります。
by manabinomori | 2013-07-16 08:52 | 教育 美術教育 | Comments(0)
デジタル絵本
b0108779_2019474.jpg
今日は平岸高校で行われた国際理解教育に関わる研修報告会に出席しました。前半は、米国のポートランドにあるグランド高校のコーディネーターである石淵さんから「日本語イマージュ教育」についての説明がありました。ポートランドでは、小学生から母国語の英語にプラスして、スペイン語、日本語、中国語、ロシア語のどれか1ヶ国語を加えた2ヶ国語による教育を半々で行うプログラムを行っていて、それが児童生徒の学力向上につながっているという報告がなされました。日本で例えると、小学校の授業の半分を英語で行うことになります。
b0108779_20195725.jpg
札幌市の姉妹都市であるポートランドとの交流に大きく貢献しているのがデザインアートコースの生徒の皆さんです。「日本語教育のために、絵本が教材として不足している」ということで、吉岡先生が日本の昔話の絵本を素材に、iPadで使えるデジタル絵本を制作できないだろうかと考えたのです。
b0108779_2020665.jpg
制作は、2・3年生が「映像メディア表現」と「ビジュアルデザイン」の授業の中で行い、ナレーションつきの絵本に仕上げました。制作には「iBooks Author」が使われています。
b0108779_20201464.jpg
生徒が作ったデジタル絵本は楽しく分かりやすい。その工夫や努力が伝わりますし、日本語や日本文化を知ってもらうには最適の教材ではないかと思います。
b0108779_20202480.jpg
Skypeを使い、グランド高校から感謝を伝える「贈呈式」も行われました。本学のデザイン文化学科に入学した絵理さんが生徒代表として活躍しています。これは美術教育の取り組みとして、一つの壁を超えた実践であり、「映像メディア表現」の可能性を示した先駆けとも言えます。平岸高校に拍手です!
by manabinomori | 2013-06-25 20:21 | 教育 美術教育 | Comments(0)
白潮会
b0108779_19353069.jpg
小樽運河の写真です。遊びに行ったわけではありません。小樽から東海大学デザイン文化学科に学生を送り出して下さった高校へのお礼とアピールを兼ねて高校訪問をしたのです。
b0108779_19353247.jpg
小樽潮陵高校では、八重樫先生から「白潮会」のことをうかがいました。全国でも屈指の美術部である「白潮会」は、昭和62年に70回記念誌(上の写真)を発行しています。創立は明治40年、あるいは大正2年ともいわれています。道内では北海道大学の黒百合会に次ぐ歴史ある美術部のようで、創立以来、美術家、美術教育者、美術関係者など、優れた人材を輩出しています。油彩の大作が校内中に展示され、その質の高さに驚かされました。機会があれば詳しく取材してみたいですね。お忙しい中お時間をいただきありがとうございました。
by manabinomori | 2013-05-07 20:11 | 教育 美術教育 | Comments(0)
黒板の余白
b0108779_6384355.jpg
釧路に2年間住んでいて感心させられたのが釧路新聞に連載されていた「黒板の余白」です。これは釧路江南高校の上野先生が書かれていたもので、読む度に刺激をいただいていました。「美術教育はどうあるべきか」「教育で必要なことは何であるのか」、さらには「私たちはどう生きるべきか」ということを教えられました。タイトルも素敵で、このような熱心な先生方が日本の教育を支えていることを実感しました。釧路では様々なことを学ぶことができました。感謝です。
by manabinomori | 2013-04-11 06:41 | 教育 美術教育 | Comments(0)
マルチタッチブック
b0108779_10583923.jpg
iBooks Authorを使った「印刷物」から「マルチタッチブック」へのリデザインが進んでいます。iPadなどのタブレットの普及にようやく対応し始めたというわけです。今月号のMac Fanでは、専門学校の学校案内のリデザイン化が紹介されています。これがけっこうおもしろい。5年ぐらい前に、ラッキーピエロ社長の講演会を聴く機会があり、彼は「今どき携帯用のホームページを持たない会社は伸びない」と豪語されていましたが、「マルチタッチブック」はその先の時代の媒体になりうる可能性があります。というわけで、時代に対応した優れた情報発信力、そして魅力的な情報提供がこれからの企業にとっては大切な要素になることでしょう。(画像は「マルチタッチブック」によるリデザインを進める東亜美容専門学校)
by manabinomori | 2012-09-23 11:15 | 教育 美術教育 | Comments(0)
デザイン力
b0108779_22252682.jpg
遅くなっていた明高祭の記事を全て紹介できました。残りはステージと行灯行列のビデオだけです。生徒のみなさんから強い要望があっただけにホッとしています。数日以内には公開できるように努力してみます。さて、私はといえば、江別にある道立教育研究所で行われた10年経験者研修の講師を担当させていただき、フレッシュで意欲的な先生方とお会いできて嬉しく思いました。持参された年間指導計画やシラバスには新たな時代を感じさせる工夫が見られましたし、個性と多様さが求められるこれからの教育に対応できる柔軟さのようなものを感じました。それぞれの学校に応じた工夫を重ねていって欲しいと願っています。また、私たちが育成しなければならない力の一つにデザイン力があります。これからの日本は、先進国として欧米に負けない「デザインを生み出す力」や「デザインを楽しむ心」が求められると思います。真の文化立国になるために、美術教育の役割は大きいと思います。
by manabinomori | 2012-08-02 22:25 | 教育 美術教育 | Comments(0)
10年研
b0108779_21255425.jpg
これからの明輝高校にとって大切な協議がありました。さて、明日は恒例の10年経験者研修の教科指導研修(美術)です。この研修がスタートした頃は、3時間も何を話そうかという感じでしたが、いまではもっと時間が欲しいと思うようになりました。私も学ばせていただこうと思っていす。
by manabinomori | 2012-07-30 21:36 | 教育 美術教育 | Comments(2)