カテゴリ:趣味 映画( 19 )
STAR WARS
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私は数えるほどしか映画のDVDを持っていません。しかし『STAR WARS』は例外です。こんなフィギアまで持っています。新作が公開されましたので、楽しんでこようと思っています。
by manabinomori | 2015-12-20 18:08 | 趣味 映画 | Comments(0)
FOUJITA
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小栗康平監督はどうなってしまったのだろうか。藤田嗣治を描くのであれば、①なぜ藤田はパリで認められたのか、②日本で評価されなかった(厳しい批判を受けた)のはなぜなのか、③藤田の苦悩とは何であったのかを描き出さなければ意味がない。映像美と独自の撮影技法は見応えがあったものの、ここでも『眠る男』と同じ間違いをしているように思えてならない。そもそも小栗監督はどれだけ藤田を理解していたのかと疑問に思えてくる。確かにパリでの描写では藤田らしさを垣間見ることはでるし、映像の美しさは特筆すべきほどだ。だが、それが後半につながっていない。国際映画を意識して日本の美にこだわるのはいいが、CGの狐が出てきたときには青ざめてしまった。藤田ファンの私としては拍子抜けもいいところである。本質のない映画は空虚である。この作品は『FOUJITA』の名前を借りて、小栗監督の内なる風景を描いたにすぎない、そう感じてしまった。
by manabinomori | 2015-12-15 23:25 | 趣味 映画 | Comments(0)
るろうに剣心 京都大火編/伝説の最後編
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「キネマ旬報」などを読まれている人にとっては、ただのアクション映画としてかた片付けられることでしょう。しかし私にとっての『るろうに剣心』は、エンターテイメント作品としての魅力が強く感じられ、絶対に観てやろうと思った作品でした。こんな気持ちにさせてくれたのは2006年に公開された『デスノート』以来かも知れません。先ずは、2012年に公開された第一作の『るろうに剣心』(これはまあまあ)をレンタルビデオショップで借りてきました。シリーズである以上は観ておく必要があると思ったからです。そして、第二作『京都大火編』と第三作『伝説の最後編』を映画館で観ました。

正直言って期待以上のおもしろさがありました。ジョージ・ルーカス監督の『スターウォーズ』は黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』などがベースになっています。さらに、ルークとダース・ベイダーの戦いで使われたライトセーバーは明らかに日本の刀を意識しています。その『スターウォーズ』の再来が『るろうに剣心』ではないかと思ってしまいました。それぐらいおもしろい映画でした。今日考え得る最高のエンターテイメント作品の一つではないかと思います。

この映画の魅力は5点上げられます。一つは俳優の魅力です。緋村剣心役の佐藤健は今日のヒーローに相応しい容貌とアクションを持っています。観客が素直に感情移入できてしまう才能があります。神谷薫役の武井咲は美しい。彼女の瞳と心はこの作品のアクセントになっています。誰もが求める理想世界がそこにあります。また、四乃森蒼紫役の伊勢谷友介は適役で最高のアクションを見せてくれます。服装を含めとびきりの個性が出ています。他の役者も含め、これらの個性は『スターウォーズ』に負けないぐらい輝いています。二つ目は映像の魅力です。決闘シーンにおけるスピード感やアングルはハリウッドに負けてはいません。随所に盛り込まれた映像美も印象に残ります。これも大切なポイントです。三つ目は音楽の効果です。佐藤直紀の音楽は攻撃的でありながらも極めて美しい。特に「飛天 ~伝説の最期~」は圧巻という他ありません。今後、海外でのヒットを予見させます。四つ目は映画の楽しさを世代を超えて共有できることです。スリリングでありながらも安心して観ていられる良さがあります。そして最後は大友啓史監督の才能の豊かさです。時代が生み出した切り札のように思えてなりません。これまでになかった日本映画を創造できる天才といっても大袈裟ではないでしょう。クライマックスからエンディングのつめが甘いかなとも思いますが、まあよしとしましょう。

シリーズ第四作もあり得ると思いました。
(画像は公式サイトより)
by manabinomori | 2014-10-01 22:49 | 映画 | Comments(0)
マルセル・ブロータース
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東京国立近代美術館で開催されていた「映画をめぐる美術 マルセル・ブロータースから始める」は刺激的でした。マルセル・ブロータースの作品『カラスと狐』『大時計の鍵』『パイプ』『雨』『シャルル・ボードレールによる映画』は、16ミリフィルム映写機によって壁面にリピート再生されていました。映写機から発生するノイズや、フイルムならではの味わいも印象的で、最新技術を使い上映されていた日本の作家よりもはるかに斬新でした。1秒間に24コマの再生は、シルクスクリーンのような手触り感があり、アートのようでもありました。何よりブロータースの哲学がそこにはありました。
by manabinomori | 2014-06-01 19:11 | 映画 | Comments(0)
3月マンスリーショート
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インタークロス・クリエイティブ・センターで開催されている「マンスリーショート」(今年度最後)にて、吉村先生(監督)の『Dedicated to Ski』が上映されます。これは札幌国際短編映画祭の2013年観光庁長官賞受賞作品です。また、島田英二監督の『零下15度の手紙』(2011年観光庁長官賞受賞作品)、カヴーリョ・カルロス・ドゥ、オーデ・ダンセット監督の『夏と冬の間に』(2013年札幌市平和賞受賞作品)なども上映されます。日時は3月14日(金)18時30分からで、入場は無料です。多くの皆様に鑑賞していただければ幸いです。
(画像は「札幌国際短編映画祭」のサイトより)
by manabinomori | 2014-03-11 16:03 | 映画 | Comments(0)
真珠の耳飾りの少女
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映画『真珠の耳飾りの少女』(2003)を観た。これは、同名のヨハネス・フェルメールの絵画をテーマにしたもので、アメリカの作家トレイシー・シュヴァリエの小説が下地になっている。フェルメールは1632年に生まれ、レンブラントと並びオランダを代表する画家である。中でもこの作品は少女が微笑しているように思えることから「オランダのモナ・リザ」と呼ばれている。モデルとなった少女が誰であるのかが謎になっているのも「モナ・リザ」と似ている。映画ではフェルメール家のお手伝いがモデルという設定である。実話かと思えるほどリアリティのある描写だが、この映画の見所はフェルメールの作品が持つ独特の色彩や構図を映像で再現していることだろう。とにかく美しい。窓からの光、構図、さらには絵の具にもこだわるフェルメールの姿も興味深い。日本語タイトルのロゴもお洒落だ。実はこれが最も気に入った。
(画像は「allmovie」のサイトより)
by manabinomori | 2014-03-11 06:43 | 映画 | Comments(2)
華麗なる一族
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ちょっと古いテレビドラマ「華麗なる一族」(2007年 TBS)を見た。何が凄いかというと、山崎豊子という小説家の徹底した取材力と究極とも思える舞台設定である。ここまで血縁の欲望と憎悪をえぐり出す必要があるのかと思えるぐらいの「まさか」が存在する。親子、兄弟、姉妹、硬質でありながら力が加わると割れてしまうガラスのような人間関係を鋭く描き出している。その視点は女性だから描けたともいえよう。また、新聞記者出身だった山崎豊子らしく、実話をベースにしながら社会が生み出す矛盾に迫って行く。そのことにより人間が本来持っている強さや弱さをリアルに描き出している。このドラマの基本となっているのは「誤解」から生まれた嫉妬や憎悪だ。これは私たちの日常生活にも存在する。この2007年版の主役は万俵鉄平(木村拓哉)になっている。小説では万俵大介が主人公であり、1974年のドラマや映画ではそうなっている。これも見てみたい。印象的なのは万俵大介を演じた北大路欣也の演技だ。怖すぎるぐらいだ。テレビのない生活が長かったせいか、テレビドラマにはまりつつある今日この頃です。
by manabinomori | 2014-02-10 07:18 | 映画 | Comments(0)
TOUCH
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最近はまっているドラマが『TOUCH』です。『24』を思い出してしまうキーファー・サザーランドの演技が楽しい。また同時進行する様々なストーリーがつながっていて、それがアメリカの同時多発テロや日本の東日本大震災とも関連づけられている。今日的な要素を取り込みながら、人種や国境を越えた普遍的な愛を描き出しているのがいい。映像もキレイだ。このドラマを見ていると数字に対して特別な感情を抱くようになってしまう。ドラマに触発され、1日中探していたある物を発見することができた。不思議だ。私の人生にまで影響を及ぼしているように感じさせてしまうほどである。もうすぐ第7話以降のレンタルが始まる。すぐ借りに行こう。
by manabinomori | 2014-02-03 21:26 | 映画 | Comments(0)
ローマの休日
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『ローマの休日』を観た。たった1日の恋。秘密は秘密であるからこそ永遠の価値を持つのだろう。
by manabinomori | 2013-08-11 23:59 | 映画 | Comments(0)
ブラック・スワン
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釧路に来て2本目の映画は『ブラック・スワン』です。高橋編集長のお薦めですので期待しながら観ました。物語は、経営難に苦しむバレエ団の起死回生策として、「白鳥の湖」をアレンジし、その主役にニナを抜擢するところから始まります。ニナの母親は自分の過ちを娘にさせたくないと思い溺愛しています。ニナは才能豊かで完璧主義者です。しかし大人になりきれていないため、演技に広がりが生まれません。その彼女が、夢とも現実も思えない体験をとおして成長していく姿を描きます。最初の場面で、芸術監督のルロワが「もっと官能的に踊れ!」とニナにいっている場面があります。ここがこの映画のポイントになります。ニナは夢とも現実とも思えない体験をとおしながら、それまでの束縛から解き放たれて自由=大人になっていきます。編集がよくできていてスリリングで見応えがあります。この映画の見せ場はクライマックスに流れる「白鳥の湖」です。この美しくも悲しい旋律の中で、ニナは初めて自分自身を表現します。素晴らしいのはチャイコフスキーの音楽です。名曲はいつの時代にあっても感動を生み出します。その魅力が映画を特別なものにしてしまったともいえるでしょう。ナタリーの演技力も素晴らしい。完成度が高く興味深い作品です。82点ぐらいでしようか。
by manabinomori | 2011-05-30 01:08 | 映画 | Comments(0)