![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 卒業イベントを企画した2人をテーマに、曲と映像を作ってみようとしたのは2月に入ってからのことでした。しかし、56歳にもなると、アイディアがなかなか浮かんできません。そもそも有名なミュージシャンの曲は、そのほとんどが20代か30代のときに作ったもので、50代のときには引退しているケースがほとんどです。その50代ではありますが、私は素人ですから恐れるものは何もありません。ダメならダメでいいのです。「Yes 君に伝えたい」は、ギターを弾きながら、C、Em、F、Gという単純なコードを基本にして作詞、作曲しました。出だしは良かったのですが、仕上げの段階になると歌詞やメロデーが浮かばず苦労しました。不思議なのはそういう時に限って、銭湯で湯船につかっている時などにアイディアがひらめくものです。忘れないように、風呂の途中で公宅にもどり完成させました。この曲は銭湯から生まれたのです。 雄己君のレコーディングはアッという間に終了しました。15分ぐらいだったと思います。3番目に録音したテイクでOKでした。彼の声には声量とリズム感があり、その才能に圧倒されました。その時点で、すでに自分の曲にしていたのです。今回は Band-in-a-Box の力を最大限活用し、自然なサウンドにしようと心がけました。ですから、これまでのようなデジタル臭さはないと思います。ただ、イントロと間奏のギターが不自然で、何度もやり直しました。誰かに弾いてもらいたいと心から思いました。結果的には、ジョン・レノンの「スタンド・バイ・ミー」の間奏を意識しながら仕上げました。ボーカルに Limiter を入れませんでしたが、ばらつきはありませんのでそのままにしました。もう1人の主役である望美さんには、写真で登場してもらいましたが、彼女の良さを引き出そうと心がけました。2人には感謝です。 この映像は卒業イベントで見てもらうことを目的に制作しました。つまり、初めてこれを観る、初めてこれを聴く生徒のことを考えなければならないのです。したがって、歌詞を前面に出した映像にする必要がありました。実はここが編集で最も難しかったところです。「Yes 君に伝えたい」は、明輝高校が舞台であり、3年次生が主役です。この1年間、彼らと接してきて生まれたものなのです。いうならば、これを作ったのは彼ら自身でもあるのです。 ![]() < 前のページ次のページ >
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