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学生への連絡
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今日は秋学期のガイダンスを行いました。3B生(2期生)と久しぶりに再会できて嬉しく思いました。湘南キャンパスから新たな仲間も加わり、2期生はさらにパワーアップしそうです。その後は個人面談を行いました。新たな気持ちで頑張ろうとす姿勢が伝わってきました。さて、そのガイダンスで触れましたが、「海外フィールドワーク」(イタリア/笹川)と「フィールドワークB」(東京/石塚、東京/大野、札幌/中尾)の説明会を9月22日(月)16時40分からN212教室で開催します。希望する学生は必ず参加してください。それぞれの担当教員から概要を説明し、その後履修登録をしていただきます。
by manabinomori | 2014-09-19 18:17 | デザイン文化学科 | Comments(0)
第89回道展
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今年も道展を鑑賞させていただきました。私が顧問をさせていただいているグループからも何人かが入選していて嬉しく思いました。いつものことではありますが、それぞれの作家からのメッセージが伝わってきます。今年も勝手ながらお気に入りの作品を紹介させていただきます。

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上野秀実「明日が昨日になる前に」
雨の中、モデルの高校生の視線がスマートフォンではなくその先に行っています。そこに何があるのか知るよしはありませんが、その情景に惹かれます。透明感のある傘、それを持つ右手、グリー色のリュック、そこから下は遊び心満点です。様々な表現が横行する中で、絵画が持つ本質的な魅力を感じます。

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八重樫眞一「森の船」
まるでルネサンスの画家たちに挑戦状をたたきつけるかのような空間、リンクのように硬質な水面と建物、その中心がどこにあるかを考えさせようともしない構図、そして色彩はどこまでも冷静で禁欲的です。心を揺さぶる作品です。

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宮川美樹「刻」
油彩のように思えるかも知れませんがこの作品は水彩です。極めて緻密に描かれた独自の世界によって、私たちを物語の世界へと誘います。

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永川美保「あぁ、社会人」
現代の若者が置かれている現状を垣間見ることができます。荒さはありますが、デフォルメされた人物や色彩がとても魅力的です。これからの活躍を期待したい!

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中谷有逸「碑・古事記(ホオサザキの息子たち)」
マチエールも色彩も構図も全てが完璧に思えます。優れた絵画は鑑賞者の時間を奪い続けますが、それはまさにこの作品のことではないかと思ってしまいました。

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関秋宏「MAYU」
本展で最も素朴な彫刻かも知れません。モデルもごく普通の女に感じられますし、制作もちょっとあらっぽかったりします。しかしそれが心を打つのです。まるで彼女がそこにいるかのような空気感があります。素敵な作品です。

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川畑盛邦「風景'14-2」
顔が飛び出ていたりしてドキッとさせられますが、その計算し尽くされた世界観は圧巻と言うほかありません。

by manabinomori | 2014-09-18 22:17 | 展覧会レポート 札幌 | Comments(0)
卒研
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中野北溟先生の書はいつみても美しい。

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そう、ここは「千歳鶴酒ミュージアム」です。

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卒研で日本酒をテーマにするならここに行きなさい!ということです。

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そのことが分かるとお店の方が丁寧に説明してくださいました。

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卒業研究も山場を迎えます。頑張ってください!

by manabinomori | 2014-09-18 20:30 | 授業 グラフィックデザイン | Comments(0)
さっぽろオータムフェスト2014
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昨日は、ホイスコーレ札幌の講義が終わると、「さっぽろオータムフェスト2014」で活躍している学生の姿を見るために大通り公園へ向かいました。

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7回目ともなると、札幌の風物詩としてすっかり定着してきた感があります。

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北海道らしい食品や特産品が会場を埋めていました。

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少し肌寒かったものの、多くの人が楽しんでいました。

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「竹鶴MUSIAM BAR」は展示が凝っていて楽しめます。

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そして彼らを発見しました。

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札幌軟石を加工して、それぞれが作った作品が商品として並ぶと言うことは凄いことです。努力の成果も伝わってきました。パッケージもデザイン文化学科らしい工夫がなされています。みなさん、お疲れ様でした。

by manabinomori | 2014-09-18 18:29 | デザイン文化学科 | Comments(0)
ホイスコーレ札幌
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北海道大学遠友学舎で行われた「ホイスコーレ札幌」第13期講義に、講師として参加させていただきました。第12期に引き続きということになります。デンマークのフォルケホイスコーレを模範として、幅広く学ぶ生涯学習の場としてスタートしていますが、受講生は第12期までに627名になります。代表である生越玲子さんの意欲的な姿勢には驚くばかりです。

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私のアシスタントとして参加したのが、ART LABO唯一の4年生である志織さんです。上の写真は受講生の皆さんにご挨拶をしたところです。写真も撮影してくれましたので、珍しく私が登場しています。

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タイトルは「文化で地域を元気にする」が正しいのです。受講生の中には、釧路に住まわれたり、ドイツを訪問された皆さんがけっこういらっしゃいました。また、意識がとても高く、2時間の講演がアッという間に過ぎてしまいました。今考えてみると、Meiki Art Waveにしてもドイツ訪問にしてよくできたものです。実は「新しいことを始める」ためには、膨大なエネルギーを必要とします。多くの皆様のご支援があってのことでした。

by manabinomori | 2014-09-18 08:50 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)
アイヌ民話のデジタル絵本
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私が担当する「ゼミナール2」では、アイヌ民話のデジタル絵本を制作する予定でいます。希望するゼミ生は、アイヌ民話をベースに自分のスタイルを確立させながら絵本として仕上げて行きます。関係機関とも連携しながらその作品を発信して行く予定です。学生のデザイン活動が北海道の地域文化の発展に貢献できれば幸いです。また、11月には、石塚耕一研究室として初めてのイラスト展(なみのり展)も開催します。東海大生のフィールドが広がり、その才能を高めながら活躍できるように学生を支援していきます。
by manabinomori | 2014-09-16 23:06 | 石塚耕一ゼミ | Comments(0)
あの風の向こうから
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明日、北大の遠友学舎で行うホイスコーレ札幌の講義では、釧路時代に制作した映画(ビデオアート)「あの風の向こうから」を上映することにしました。サウンドトラックの木原健太郎さんのピアノ演奏がとても素敵なので聴いていただきたいと思ったのです。ただ、釧路出身の偉大な建築家である毛綱毅曠(もずな・きこう)さんに触れる時間はなさそうです。どこかの機会で紹介したいと思います。

by manabinomori | 2014-09-16 21:33 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)
地域を元気に
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よく考えてみると、ドイツ訪問について詳しく説明させていただくのは初めてかも知れません。明日の講演では、①釧路の自然と文化、②Maiki Art Wave、③ドイツの中の日本という視点から、地域の活性化についてお話しさせていただきます。

by manabinomori | 2014-09-16 09:49 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)
ヤマザキマザック美術館
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名古屋市にある「ヤマザキマザック美術館」を訪問しました。津市での出張を終えてセントレア(中部国際空港)へ向かう途中でしたが、どうしても寄りたかったのです。

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ヤマザキマザック美術館は実にお洒落な作りです。開催されていたのは「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画」でした。常設展のアールヌーボーの作品にも興味がありました。ところで、左側でお悩みになっている人は、ブールデルの『アダム』です。ロダンの影響が感じられます。

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5階の展示はこの美術館の目玉でもあるフランスのロココ絵画でした。無料の音声ガイドを貸してもらえますし、ゆったり鑑賞することができました。この美術館を作ったのは工作機械メーカーヤマザキマザック株式会社の会長だった山崎照幸氏です。2011年に亡くなられていますが、ヤマザキマザックを世界的な精密工作機器メーカーにまで成長させた人です。素晴らしいのはその理念です。

「いままで、私は当たり前のこととしてあまり意識してこなかったのですが、社員を大切にする、終身雇用は何としても守るということが大変重要だと痛感しています。当社は小さい会社だし、社員を大切にしないと良い人材に来てもらえない。海外に拠点を作るときも、人材難で苦しんだので、ごく自然に社員を大切にしてきましたが、いつの間にか世の中が変わってきました。私は日本の製造業が終身雇用をやめるメリットはほとんどないと思います。」
「どんなに苦しくても、努力を怠らなかったからこそ、世界中のニーズを集め、他のメーカーが真似できない機械を開発してこられたのです。そして他社ができないようなきめ細かいアフターサービスを提供してきた結果、欧米の有力メーカーにも勝てるようになりました。」(山崎照幸の名言から)

その照幸氏がパリの画廊で一枚のボナールの絵に出会い購入したことがこの美術館の始まりです。

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写真撮影を許可しているのもフランスの美術館のようで好感が持てます。ドラクロワ、クールベ、ピサロ、モネから、ピカソやユトリロまで収集していたのには驚きました。この部屋には大好きだったと思われるフランスの宮廷時代の絵画が飾られています。

「ポール・デルヴォーとベルギー近代絵画」は写真撮影禁止ですのが、氏が収集したデルボーの「二人の女」は決めて貴重な作品と言って良いでしょう。

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さて、4階に降りると豪華絢爛なアールヌーボーの家具とエミール・ガレのガラス工芸が展示されています。これだけのアールヌーボー作品を観られるのは幸せというほかありません。

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アールヌーボーの美しさ=本質に触れることができました。

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奥にあるのはオルゴールです。実際に音も流してくれます。

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この時計を観てください。ここまで装飾してしまうのです。

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家具にもガレの作品がありましたが、ガラス工芸作品は豊富です。

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エミール・ガレ美術館とも思える作品群です。

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ガレは日本や中国の影響を受けていますが、それを独自の世界へと昇華させてしまったのが素晴らしい。

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こちらはヤマザキマザック株式会社のショールームです。日本のものづくり技術の最先端が工作機器メーカーにあることがわかりました。売上高は世界一のようです。個性的で素敵な美術館を経営できる力がここにあったのです。今となっては叶わぬ夢ですが、照幸氏にお会いしてみたかった。

by manabinomori | 2014-09-15 20:25 | 展覧会レポート 東京 | Comments(0)
伊勢神宮 内宮(ないくう)
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外宮からバスで内宮へ移動します。巡回バスが出ていますので、ほとんど待つことなく移動できます。到着するとその人の多さに呆れます。観光地かと思ってしまうほどです。

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鳥居をくぐると、五十鈴川(いすずがわ)にかかる日本風の宇治橋があります。ここからの光景がとても美しく神秘的です。


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内宮には、皇室の御祖先の神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)がお祀りされています。紀元前4年(垂仁天皇の26年)に、神路山・島路山を源とする五十鈴川の川上にご鎮座された『日本人の総氏神』です。神宮司庁のパンフには、「ここに祖国日本の礎が固められた」とあります。

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手水舎で手と口を清めようとしても人が多くて待たなければなりません。

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みなさんが真っ先に訪れるのが五十鈴川です。この「御手洗場」は、かつては手洗いだけではなく口濯ぎまで行われていたようです。まさに参拝者が心身を清める清流なのです。

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本居宣長の歌に「いすず川 影見る水も 底すみて 神代おぼゆる 峯の杉むら」というものがあります。宣長の五十鈴川への思いが伝わります。

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豊かな自然が素晴らしい。

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どこを撮影しても絵になります。

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伊勢神宮のホームページには、内宮の宮域は、5,500ヘクタールの広さで、大別して神域と宮域林とに区分され、さらに宮域林を第一宮域林、第二宮域林に分けています。神域とは内宮のご社殿を中心とした付近およそ93ヘクタールの区域で、ご鎮座以来まったく斧を入れることのなかった禁伐林です。参道に立ち並ぶ鉾杉(ほこすぎ)は神域の森厳さを保ち、またモミ、マツ、ヒノキ、カシ、シイ、クス、サカキなどが繁り、暖帯北部の代表的な林相をなしているとあります。

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皇大神宮(こうたいじんぐう)です。伊勢神宮には賽銭箱がありません。伊勢神宮では、「私幣禁断」といって、長らく天皇陛下以外のお供えは許されませんでした。そのため今も内宮・外宮には賽銭箱がないのです。 もちろん拝礼は「二拝二拍手一拝」です。

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ここには「日本人の心のふるさと」と言われる伝統と歴史があります。

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昨年の秋には、20年に一度の神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)が行われ、お宮を隣接する御敷地(みしきち)に新たに立て替え、 御装束神宝(おんしょうぞくしんぽう)=社殿内を飾る武具や楽器などの品々もすべて新調して、神様にお遷りを願う壮大なお祭りが行われました。

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内宮神楽殿(ないくうかぐらでん)です。

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もっとゆっくり観たかったですね。でもお参りできて幸せでした。

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内宮を一歩出ると、そこは別世界です。現実に引き戻されました。

by manabinomori | 2014-09-15 18:07 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)