東京国立近代美術館
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東京国立近代美術館は作品の撮影も可能なオープンな美術館です。海外の貴重な作品も所蔵していて見応えがあります。これはピカソの「ラ・ガループの海水浴場」作品です。晩年のピカソらしいラフなタッチで描かれています。海岸を描いていますが、室内のように思えてしまう空間処理がなされています。右端の女性はジャクリーヌで、中央の人物はピカソ本人と思われます。日記のように描かれた作品であり、それ以上の意味は感じられません。
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こちらはベーコンの作品の一部ですが、画面に緊張感があります。背景の派手な色彩と人物が見事に調和されています。空間や色彩を自在に操りながらまとめているあたりは流石と言うほかありません。
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これらはiPhone7で撮影しましたが、このカメラには限界があります。やはりデジカメが必要であることをこの時やリンゴ・スターの公演で感じました。そこで、RX100Ⅳを購入することにしました。このカメラはコンパクトでシャッター音もありません。今年はより良い写真を撮影することができそうです。
# by manabinomori | 2017-01-02 16:57 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)
篠山紀信写真展「快楽の館K」
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原美術館は素敵なミュージアムですが、雨の日に訪問するには厳しいものがあります。昨年の9月24日(土)に訪問した時は、品川駅から歩くのが辛かったことを思い出します。さて、そのHARA MUSEUMのフライヤーには、どこかマグリットの絵画を連想させる写真が掲載されています。独特の雰囲気があり私のお気に入りでもあります。ヌードを掲載したフライヤーと言うことで画面が暗くしてありますが、この程度のヌードでもフライヤーとしては配慮が必要であることを示しています。
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本展で画期的なのは、篠山紀信が原美術館を舞台に30名にものぼるモデルを起用して撮影したということです。撮影した場所にそのまま作品として展示されているのはなんとも不思議な感覚になります。ユニークなのは超広角レンズを多用した巨大な作品になっているということです。今月号のアサヒカメラでその一端を見ることができますが、その歪んだ空間は静止した映画を観ているかのようです。
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会場内は写真撮影が禁止されていますが、外にはこのような遊びがあったりして楽しませてくれます。篠山紀信は毒のない写真家ですが、緻密に企画・撮影された写真には、優れた創造力と技術がつまっています。ある意味では篠山紀信だからできる道楽の写真展のようにも思えますが、だからこそ篠山紀信は偉大なのでしょう。
# by manabinomori | 2017-01-01 22:43 | 展覧会レポート 東京 | Comments(0)
今年もよろしくお願いいたします
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2017年がスタートしました。今年はこれまでのようにただ走るのではなく、ゆっくり歩くことを加えたいと思います。今年は東京での個展の充実を図るために様々なプランを考えています。展示やアピール方法も含めて、これまでにない作品展を計画します。そのためにも作品の世界観をより強固なものにしたいと思っています。よろしくお願いいたします。
# by manabinomori | 2017-01-01 20:45 | 個展2017 | Comments(2)
今年開催した展覧会
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今年は私にとって大きな展覧会が二つありました。一つは東京の新宿眼科画廊で開催した個展「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」であり、もう一つは札幌の紀伊國屋書店で開催した「ビートルズのデザイン地図展」でした。母の死という思いもがけない出来事に遭遇しましたが、多くの皆様のご支援があって無事終了することができました。感謝するしかありません。また、多くの皆様にご来場いただき心より感謝申し上げます。
# by manabinomori | 2016-12-31 21:20 | 個展2016 | Comments(0)
「ハード・ディズ・ナイト」で撮影した写真の一枚
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今年はビートルズ本の出版や学生によるビートルズパロディジャケットプロジェクトがありました。ビートルズに関わることができて幸せでした。関係者の皆様には心より感謝申し上げます。楽しい1年間でした。画像は「ハード・ディズ・ナイト」の撮影現場の一コマからです。
# by manabinomori | 2016-12-31 12:12 | 著書 ビートルズ | Comments(0)
今年鑑賞した展覧会
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今年鑑賞した展覧会で最も印象に残ったのは国立新美術館で開催された「ダリ展」です。作品の強さに圧倒されてしまいました。人物画の魅力を再認識させられたカラヴァッジョ展も忘れられません。写真展では東京オペラシティ アートギャラリーで開催された「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」です。写真の可能性を示してくれました。札幌では「アグネータ・フロックの世界展」が素敵でした。デザインではギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催された「明日に掛ける橋」が良かった。グラフィックデザインの歴史を学ぶ機会になりました。あ、ストックホルム現代美術館で観た「草間彌生展」も良かったですね。作品を観ることは老化しつつある脳の栄養ドリンクになります。
# by manabinomori | 2016-12-31 10:33 | 展覧会レポート 東京 | Comments(0)
私にとってのベスト盤は「ウィングスパン」
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ポール・マッカートニーのベスト盤「ピュア・マッカートニー~オール・タイム・ベスト」はビートルズ解散後の45年間のヒット曲を網羅した4CDの大作です。これだけのヒット曲を作り続けた功績にはただただ驚くばかりです。「ウィングス・グレイテスト」(1978)、「オール・ザ・ベスト」(1987)、「ウィングスパン」(2001)とはまた違う選曲になっていて新鮮です。ポールによれば「選曲するにあたって考えたのは楽しんで聴けるもの」ということです。「僕が車で長旅に出るときにはこのアルバムを旅のサウンドトラックにしたい」ということです。いやはや余裕というしかありませんね。ただ、ポールのベストは名曲が多すぎるために、その選曲を巡ってはつねに異論が出ます。そもそもポールは「ラム」からシングルをリリースするときに、各国にまかせるということで、日本では「出ておいでよお嬢さん」、イギリスでは「パック・シート」、アメリカでは「アンクル・アルバート~ハルセイ提督」をシングルカットしました。例えばジョンがアルバム「イマジン」からシングルを出す場合は、絶対に「イマジン」でなければならないのです。ヒットが間違いないので次は「オー、ヨーコ」をシングルにしてはどうかという意見も聴き入れませんでした。ところが、ポールにはそんなこだわりはないのです。自分の手を離れたら僕の曲はみんなのもだという感じなのです。コンセプトが明確なジョンのベスト盤「シェイヴド・フィッシュ」とは対照的であり、「風呂でリラックスしながらこのアルバムをかけてみてほしい。」ということなのです。ただ、「フレミング・パイ」から8曲も収録するのはどうかなと思いますし、一方で「マイ・ブレイヴ・フェイス」などが外されています。究極のベスト盤はシングルを中心に組んで欲しいというのが私の願いです。その機会がくるまでは、私にとってのベスト盤は「ウィングスパン」であり、リンダとの思い出がつまったこのアルバムを聴き続けます。
# by manabinomori | 2016-12-30 17:17 | ビートルズ あれこれ | Comments(0)
日本文化を探す旅
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日本文化への関心が高まっています。よく考えてみると、私はゆっくりそれらを見学したことがありません。来年は機会をみつけて日本文化を探す旅に出たいと思います。
# by manabinomori | 2016-12-30 11:06 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)
その自由さが好きだ
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写真はその一部を切り取るだけで別の作品へと変貌する。縦横の比率によっても世界観は変わる。その自由さが好きだ。この作品は次回の個展パンフレットに使えそうだ。
# by manabinomori | 2016-12-29 10:36 | 個展2017 | Comments(0)
楽しみながら生まれる作品は生き生きしている
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Twitterの方に書きましたが、これは絵画的な表現を求めて自由奔放に作った作品です。写真そのものは大量に撮影したPeppermintsからの一枚です。舞台設定がなくてもちよっとしたスナップから物語が生まれるのです。楽しみながら生まれる作品は生き生きしている。そんなことを感じました。
# by manabinomori | 2016-12-28 23:12 | 個展2017 | Comments(0)
グラフィックデザインに正解はない
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グラフィックデザインは奥が深い。このDMを制作するに当たっては、横と縦の2種類のバージョンを考えてみました。しかしそれぞれの作品を配置してみると横では無理があり、ハガキを4等分してそこに作品を入れる縦バージョンがバランスが良いと言うことが分かりました。個々の作品は強引にトリミングして配置しましたが、絵画のインパクトが強すぎるために苦慮しました。幸いなことに色調が2系統に分かれていましたのでそれを交互に配置してみるとなんとか収まりました。苦労したのはタイトルをどのように入れるかと言うことです。試行錯誤の末に上のようになりました。ここで使える色彩は無彩色しか考えられませんので、タイトルと作者名は黒にしました。ジャンルの異なる作品を配置したDMの制作はとても難しいことを実感させられました。
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こちらはシンプル+シンメトリーに徹しました。地図や店のロゴを入れると複雑になってしまいますので、シンプルにまとめることに心掛けました。ポイントはフォントの太さです。グラフィックデザインに正解はありません。いかに美しく仕上げるかだけです。この場合はクライアントが私自身なので好きなようにやらせていただきました。
# by manabinomori | 2016-12-28 23:00 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)
卒業研究作品3
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石塚耕一研究室卒業研究作品はどれも努力の成果が伝わる力作ばかりですが、藤堂早紀子さんの「ペン画におけるイラストレーションの創造」(コンパニオンバードのもつ豊かな表情とそのキャラクター性)はイラストレーション可能性を示した作品として注目していただければ幸いです。彼女ならではの情熱と密度がつまっています。市民ギャラリーで開催される学外展に展示された時はぜひご覧ください。
# by manabinomori | 2016-12-28 19:43 | 石塚耕一ゼミ | Comments(0)
これまでしてこなかったこと
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新たな作品を創造するためには大胆なアイディアが求められます。これまで自分がしてこなかったことに視点を当てながら、それでいながらこだわりを捨てずに制作する。
# by manabinomori | 2016-12-28 12:02 | 個展2017 | Comments(0)
PONT!4人展
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「PONT!4人展」のDMが届いた。これは東海大学の田川教授と私、付属高校の橋本教諭と高橋教諭による作品展です。ジャンルは絵画、書、写真、空間と多彩です。PONTはフランス語で橋を意味しています。本展では大学と高校での高大連携の一環であることから学校と学校をつなぐ、人と人をつなぐ、という意味を込めて名づけました。多くの皆様のご来場をお待ちしています。1月6日〜31日までユニバーサルカフェminnaで開催します。
# by manabinomori | 2016-12-28 10:02 | 東海大学 | Comments(0)
ブザンソン
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フランスのブザンソンがニュースで報道されていますが、私にとってはとても素敵な街だった。人々は優しく親切だし、日本のことを尊重しているし、何より街そのものが美しい。小澤征爾がここから世界にデビューしたり、夷酋列像が発見されたりと、日本とは不思議なつながりがあるのです。
# by manabinomori | 2016-12-27 20:22 | フランス | Comments(0)
たからばこに住んでる月 映像展 上映作品
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MEDIUS たからばこに住んでる月 映像展 / 2016.12.18 / 上映作品

<創作音楽>
1 佐々木美波 「リッカ」
2 佐々木美波「灰雪」
3 佐々木美波「風花」

<デザイン文化学科セレクト>
1 中村さやか「Green Carpet」
2 佐々木優女「七階」
3 鐘下拓人「ことごとく、いつまでも。」
4 高田慎太郎「Revenge」
5 川原琴「吉田武文」
6 熊澤綾美「temptation」
7 富山彩美「君は僕のifだ。」

<付属札幌高校>
1 山川太朗 「玉」
2 三上夏実「ぼんど」
3 宮本衣舞「いぶ」
4 東海大学付属札幌高校美術部「School 仮面 Wars」

<藻岩山ロープウェイとのコラボレーションCM作品集>
1 細田班
2 山下班
3 堀口班

<ショートムービー>
1 東海大学他による共同作品「気づいて欲しい友達がいる。」
2 早川ゼミ「唆り」

<習作ムービー> 
1 石塚耕一「籠と少女のための習作」(2017年9月の石塚耕一展プロローグ)

東海大学MEDIUSはデザイン文化学科教授である石塚耕一と学生有志によって2015年に結成されました。2015年10月にNHKギャラリーにて「創立記念展 大学教授と学生のヒミツキチ展」を開催するとともに、2016年10月にはギャラリー大洋で「たからばこに住んでる月」を開催しました。積極的な制作と発表を続け、2017年にはWebマガジンの発行も視野に入れています。また夕張市の「幸福のハンカチ広場再生プロジェクト」などの地域活動にも参加しています。

# by manabinomori | 2016-12-27 16:38 | 東海大学 MEDIUS | Comments(0)