タグ:石塚耕一 ( 80 ) タグの人気記事
始動
b0108779_08484147.jpg
あらたな制作がスタートしました。
by manabinomori | 2017-12-06 08:49 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)
ヴィーナスの誕生
b0108779_10295790.jpg
ヴィーナスの誕生

サンドロ・ボッティチェッリが『ヴィーナスの誕生』を描いたのは、その後の文化・精神に大きな影響を与えたルネサンス期のことである。「風の神ゼフュロスとクロリスが、貝に乗ったヴィーナスを岸辺へと運び、赤いローブを持った妖精が待ち受ける」というギリシャ神話を、ボッティチェッリは美の象徴として描き、それは時代を超えて今なお特別な意味を持ち続けている。

フィレンツェのウフィッツィ美術館で『ヴィーナスの誕生』を観たとき、不思議な感覚を覚えた。それは想像していた以上に大きく、それまで指摘されていた「長すぎる首」、「落ちた肩」、「不自然な左腕」への違和感が感じられなかったことである。つまり、この作品は実物大で観ることによって、その世界観を体験できるようになっているのだ。

私たちは、なぜ『ヴィーナスの誕生』に惹かれるのだろうか。考え得る理由は二つある。一つは、その顔と体が極めて美しいフォルムで描かれていることだ。それは意識的なデフォルメによって、さらに優雅で印象的なものへと高められている。もう一つは、ボッティチェッリならではの演出が画面全体になされていることだ。ヴィーナスを中心にモチーフの配置や構図に美的な遊び心が感じられる。レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』が理論的で最高の技術で描かれているとするならば、『ヴィーナスの誕生』には人間らしい痕跡が散りばめられている。それが私たちの感性を刺激するのだ。

本展の作品は、その『ヴィーナスの誕生』をベースに制作した。写真という全てを正確に写し取る装置を使いながら、そこに絵画的な要素を取り入れている。レタッチの作業では困惑することもあったが、新たな発見が多く創造的な作業になった。モデルを担当した皆様には心より感謝したい。それなくしてポートレートは成立しない。

写真は可能性に満ちている。その一端に触れていただければ幸いです。

by manabinomori | 2017-08-08 10:30 | 個展2017 | Comments(2)
色彩で遊んだ作品
b0108779_21261821.jpg
今年の東京展は9月の予定です。例によってダークな作品がメインですが、このような色彩で遊んだ作品もあります。着色した作品もあります。斬新で楽しい個展を目指していますので、首都圏にお住まいの皆様はお越し下さい!
by manabinomori | 2017-07-11 21:26 | 個展2017 | Comments(0)
個展の準備がスタート
b0108779_19575804.jpg
新宿眼科画廊で開催する個展の準備が本格的にスタートしました。今回の作品はコンセプトを明確にしてオリジナリティのある表現にこだわります。
by manabinomori | 2017-02-09 20:00 | 個展2017 | Comments(0)
今年開催した展覧会
b0108779_21260311.jpg
b0108779_21193520.jpg
b0108779_21240692.jpg
b0108779_21194342.jpg
b0108779_21194688.jpg
今年は私にとって大きな展覧会が二つありました。一つは東京の新宿眼科画廊で開催した個展「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」であり、もう一つは札幌の紀伊國屋書店で開催した「ビートルズのデザイン地図展」でした。母の死という思いもがけない出来事に遭遇しましたが、多くの皆様のご支援があって無事終了することができました。感謝するしかありません。また、多くの皆様にご来場いただき心より感謝申し上げます。
by manabinomori | 2016-12-31 21:20 | 個展2016 | Comments(0)
Yes 君に伝えたい

Yes 君に伝えたい

廊下の向こうで 君が笑っている
僕は駆け足で 教室に入る
感謝してる 感謝してる 君と出会えて
いつもここで いつもここで チャイムを聴いた
つないだ手と手が伸びて行き
僕らは一つの輪になった
Yes Yes Yes Yes My Love
Yes Yes Yes Yes My Love

カバンを投げ捨て 教室を飛び出す
夕日に背を向け 振り向きもせずに
走りながら 走りながら 星を数えた
君の声が 君の声が 心を揺らす
一人ぼっちの校庭は
君の涙で溢れてた
Yes Yes Yes Yes My Love
Yes Yes Yes Yes My Love 

ステージの下で 君は踊っている
僕は照れながら ギターを奏でる
感謝してる 感謝してる 君と出会えて
いつもここで いつもここで 夢を語った
スポットライトを 浴びながら
僕は君だけをみつめてた
Yes Yes Yes Yes My Love
Yes Yes Yes Yes My Love
Yes My Love


ボーカル:田中雄己
出演:佐藤望美+北海道釧路明輝高等学校
作詞作曲:石塚耕一
Koichi Ishizuka 2012

by manabinomori | 2016-08-06 21:20 | 明輝高 | Comments(2)
石塚耕一展『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』
b0108779_16444429.jpg
b0108779_16444177.jpg
ここ数年はひたすら写真と絵画の境界線を彷徨っていました。ファインアートフォトグラフィ(fine art photography)という曖昧なジャンルの中で、ポートレイトを通してオリジナリティを生み出すことはできないだろうかということを考えていました。絵の具が紙に染みこむような表現をデジタルで実現できないか、レタッチの繰り返しによって新たな美を創造することはできないか、というようなことにチャレンジしていたのです。その結果として生まれたのが本展です。

テーマはビートルズの楽曲『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』(Strawberry Fields Forever)で、この示唆に富んだ歌詞や複雑なサウンドからイメージを展開しています。それは本展の空気感のようなものであり、私にとっては心の支えでもありました。

ポートレイトはモデルとの対話から生まれます。その意味では共同制作に近いものがあり、今回も様々なアイディアをいただきました。ただ、私の作品は内面の表現であり、モデルの美しさを引き出すことに専念しているわけではありません。あくまでもその世界観を演出するためのモチーフの一つなのです。それでもご協力してくださったモデル(Marine、Megumiをはじめとする皆様)には心より感謝申し上げます。それなくして本展の作品は生まれませんでした。

by manabinomori | 2016-07-17 16:45 | 個展2016 | Comments(0)
いいね!ベストテン
b0108779_08272253.jpg
第1位(いいね!149件)
ビデオアート『ガラスのピラミッド』の撮影時のものです。派手なことはせずに時間をかけてレタッチしました。構図が良かったのかも知れません。私のお気に入り作品の一つでもあります。149人の皆様、ありがとうございました。
b0108779_08333645.jpg
第2位(いいね!140件)
これまでにないジャケットを作ろうとあれこれ工夫した作品です。特に光の活用方法と色彩を意識してみました。もっとも時間をかけた作品の一つでもあります。
b0108779_08363009.jpg
第3位(いいね!133件)
これは1週間前の投稿です。一点透視図法により空間の広がりを作り出そうと考えました。悩みながら完成へとたどり着いた作品です。学生のアイディアから生まれた作品です。感謝です。
b0108779_08391014.jpg
第4位(いいね!125件)
鏡を使って何かできないだろうかと試みた作品です。視線が鏡に向かってないのが良かったと思います。色彩は抑え気味にし、単焦点レンズの良さを出してみました。
b0108779_08421957.jpg
第5位(いいね!124件)
物語を描き出せないかとチャレンジした作品です。様々な技法を駆使してみましたが満足できるところまでにはたどり着いていません。この世界観を深めていくことが夢でもあります。
b0108779_08445420.jpg
第6位(いいね!123件)
写真を絵画や水彩画のように表現できないかとチャレンジした作品です。iPad Pro と iMac を何度も行き来しました。画像粒子が崩壊する直前の美しさが好きになりました。
b0108779_08472299.jpg
第6位(いいね!123件)
ほとんど手を加えていません。こんなに「いいね!」をいただけたのはモデルさんと空間の魅力の賜だと思います。何気ない表情や空間が写真を魅力的にするのですね。
b0108779_08501551.jpg
第6位(いいね!123件)
第6位が3点ありました。その一つです。ポートレイトで顔ばかりレタッチしていると行き詰まることがあります。そんな時に色彩と空間の広がりで自分自身を解放してみたのです。
b0108779_08522325.jpg
第9位(いいね!121件)
輪郭を強調した作品作りをしてみようとしたものです。壁やシーツの影にこだわっています。この服の色を出すために何度もやり直しをしています。完成して良かった!
b0108779_08543320.jpg
第10位(いいね!119件)
ウェブマガジンの表紙に使えるようにレタッチしてみようとチャレンジしたのがこれです。瞳と唇を強調して読者の注目を集めようと考えました。雑誌の大きさにトリミングしてタイトルを入れれば使えるようにです。

5ヶ月前にアカウントを新しくし、2ヶ月前から本格的に投稿するようにし、今日の時点でフォロワーは366人となりました。この1か月で300人近くも増えています。驚きです。不思議なのは、時間をかけて制作した作品に「いいね!」がさっぱりつかないことが多いのです。アップロードする時間やハッシュタグによっても変わってくるのですが、作品とはそんなものかも知れません。しばらくは地道に頑張ってみようと思います。学生にモデルをしていただいた3点を除いて、他の作品は全て釧路明輝高校の卒業生のみなさんのご協力で完成したものです。ありがとうございました。

by manabinomori | 2016-04-17 09:24 | 石塚耕一研究室 | Comments(0)
細部を納得できるまで追い込む
b0108779_11103151.jpg
例えば指をもっと自然に仕上げたいのに皺が強調される。この部分だけを明るくするなどの工夫をするとそこだけが不自然になってしまう。その微妙なバランスが難しい。写真ではあるけれどここまでくるともうアートの領域かも知れない。だからこそ細部を納得できるまで追い込まなければならない。質が上がってきたためでしょうか、ハートマークを100個以上いただく作品が出てきました。感謝です。
by manabinomori | 2016-03-18 08:20 | 個展2016 | Comments(0)
ほぼ満足できるレベル
b0108779_20455353.jpg
これまでオリジナリティのあるポートレートを作るために模索してきましたが、今日制作した2点はほぼ満足できるレベルに達したと思います。ここまでくるのに2年かかったことになります。もちろん作品はこれからも変化していきますが、その変化を楽しみながら個展に向けて制作を続けます。
by manabinomori | 2016-03-17 21:01 | 個展2016 | Comments(0)