全校集会
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今日から授業がスタートしました。生徒は久しぶりに会う友人との会話に花が咲きます。元気な声が廊下にこだまして校長室にまで届きます。こうして友達に会えるということは幸せなことです。全校集会ではいつものように校長講話がありました。長くならないように配慮し、わかりやすく、なおかつ生徒の心に迫る内容でなければなりません。今回は、各学年に投げかけるように話ました。一般的な内容ですが、今までで一番生徒の心に伝わったように思います。その原稿を掲載します。

<全校集会原稿>

あけましておめでとうございます。今日は朝からみなさんの明るく元気な声が聞こえてきました。学校で友達に再会できることは、みなさんにとって大切なことであることを感じました。私もみなさんの元気な姿を見られて嬉しく思います。

さて、もうすぐ1月が終了します。2月は「逃げる」、3月は「去る」といいますが、これからの2ヶ月はあっという間に過ぎてしまいます。しかしこの時期は、1年間をまとめ、次に向けてステップするための大切な時期です。

特に3年生にとっては残りわずかです。1日1日を大切にし、自分のすべきことをしっか頑張り、有意義な日々をおくって欲しいと思います。みなさんが3年間、松高で努力してきた姿は立派でした。それが伝統になり後輩に引き継がれます。感謝の気持ちを忘れず、そして誇りを持って卒業式を迎えられるようにして下さい。

2年生は最上級生になる準備期間になります。冬休み中は、バレーボール部が大会で大活躍しました。もちろん他の部活や生徒会、そして講習も頑張っていました。これからは、新入生を受け入れる準備を進め、リーダーとしての自覚を持って下さい。この学校を発展させるのはみなさんの力にかかっています。大いに期待しています。

1年生は宿泊研修が迫ってきました。この研修でさらに仲間との親交を深め、自分や仲間の良さを発見して下さい。感動のない人生はつまらないものです。その感動をつくりだすためには努力が必要です。努力こそが人を成長させるのです。日々の生活に流されることなく、自分を高める努力を続けて下さい。

最後になりますが、みなさんは、「自分を大切にしていますか?」「友達や家族、そして先生方に迷惑をかけていませんか?」 大人になるということは、「自分のことは自分でできること」「まわりの人に迷惑をかけないこと」が基本になるのです。松高生は、明るく、思いやりがり、そして可能性を秘めています。まわりの人を大切にし、自分の良さが伸びるように、みんなで頑張りましょう。以上で講話を終わります。
by manabinomori | 2010-01-18 20:34 | 松前高
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