実は私の
ホームページで、アクセスが多いのが「銀のしずく」です。私の知らないところで聴かれているというのも嬉しいことです。当時、穂別高校長だった高島先生とは、「この曲が町で流れるようになるといいね」と冗談で語り合っていたことを思い出します。インターネットの登場はそれを可能にしたようです。『愛はかなしみとともに』の発行者である横山さんと知り合ったのもこの曲がきっかけでした。最近、本の再版に合わせて、「銀のしずく」を聴きたいという声が寄せられています。そこで、初期バージョンとともにYouTubeにアップすることにしました。
『銀のしずく』
歌/Sajaka 作詞・作曲/石塚耕一
銀河の駅で出会った人は
愛は悲しみとともにあるといった
数え切れない星くずの下
僕らはなぜかさよならをいった
銀河の森は季節を越えて
今も夢を語り続けている
流れる星に願いをこめて
古いベンチに銀のしずくひとつ
何億もの光につつまれ
見つめていた
誓い合った壁の落書き
抱きしめて
銀河の駅から人影が消えて
かすかに聞こえる星めぐりの歌
落ち葉に埋もれた道の向こうで
君はいつも笑顔をみせていた