松前写真はがき
北海道新聞夕刊4月23日号に驚くべき写真が掲載されました。昭和11年(1936)に松前町で発行された「松前勝景」という15枚の写真はがき、さらには昭和28年(1953)~35年(1960)の間に発行された同名セット18枚のはがきセットの写真です。札幌在住の斉藤清さんが町に寄贈されたものです。
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昭和24年6月5日、松前町役場からの出火が飛び火して、松前城(福山城)の天守と本丸御門東塀は焼失しました。これは国宝であった当時の天守閣です。
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弁天島海岸での海水浴です。現在の海上自衛隊松前警備所下の海岸のようです。左端には「松前追分」が記載されています。
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町役場、公民館、道立病院です。現在の町役場のある場所です。
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国鉄松前線の「松前大鉄橋」付近です。高い位置を列車が走っていたのですね。
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松城小学校校庭。手前は松前神社本殿です。このような貴重な写真が寄贈されたことは嬉しいですね。特に「松前追分」は嬉しいですね。松前には「江差追分」にも負けない文化があったのです。
by manabinomori | 2010-04-24 16:30 | 松前の文化と自然
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