函館美術館で見せていただいてからというもの、どうしても欲しくなり、入手しました。
この図録には、「ブザンソン美術館(正式には美術・考古館)は、フランスで最も古い美術館として知られ、その起源は1694年にまで遡ることができる」と、当時(1997年)のブザンソン市長であるロベール・シャヴィントが記しています。建物は、ル・コルビジェの弟子である建築家のルイ・ミケルによるものです。
ピエール・ボナールの『水浴びをするマルト』(1919年)です。幅広い年代の作品がコレクションされているようで、絵画が2700点、デッサン5300点、彫刻200点、そして1000点以上の陶芸、版画、タペストリー、工芸品まであります。その中から110点を選りすぐり、「ブザンソン美術館展」として、函館、大阪、福山、帯広を巡回しました。