始業日講話
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昨夜まとめた「始業日講話」の原稿を掲載します。写真は生徒が体育館に入場しているところで、手前にあるのは新しく購入した演台です。入学式等では司会者用として、講演では講演者に使ってもらうことが可能です。今日がそのデビューになります。以下原稿です。


おはようございます。今年の夏は暑かったですね。今こうして、皆さんが元気に登校している姿を見て嬉しく思います。夏休みに入る前には、「感謝」についてお話しましたが、今日は次の2点について話します。

一つは、松前高校についてです。松前高校は9月30日からフランスのブザンソンにあるルイ・パスツール高校を訪問します。訪問するのは堀翔平君と三浦健也君です。ルイ・バスツール高校では、授業に参加しながら生徒との交流を図ります。2人は書道ガールズ(ボーイズ)になって、書も披露する予定です。その中で一番大きな仕事が、日本と松前の文化について説明することです。きっと大きな反響があることと思います。また、ブザンソン美術館には、松前藩の家老で、画人でもあった蠣崎波響の「夷酋列像」が保管されています。この絵はアイヌの酋長を描いた幻の名画と呼ばれていたものです。江戸時代において、他に例がない存在感のある作品でした。この松前の財産ともいえる作品がブザンソンにあり、それを鑑賞してきます。日本の公立高校において、フランスの高校と本格的に交流することはこれまでありませんでした。それだけに楽しみなことです。

さて、松前高校は、地域を知る「松前学」、書の町 松前らしい「書道教育」、そしてフランスとの「国際教育」を柱に、「夢と文化を創造する学校づくり」を推進しています。このことが少しずつではありますが、町内外に広がりつつあります。私は、松前に住めること、そして松前高校の校長であることを誇りに思っています。この特色ある教育を発展させていくのはみなさんです。みんなさん一人一人が物語の主人公です。松前高校をオンリーワンの高校として発展できるよう、みんなで力を合わせていきましょう。

次に、各学年にお話します。先ず3年生ですが、いよいよ進路活動が本格化します。ここ数年、就職が厳しい状況にありますが、だからといって諦めてはいけません。今こそ、ピンチをチャンスに変える努力が必要なのです。大切なことはチャレンジ精神を持ち続けることです。それが夢の実現につながります。進路は自分との闘いです。先生や家族にも協力してもらいながら頑張って下さい。

2年生は沖縄への見学旅行が近づいてきました。幸いなことに首里高校との交流も可能になりました。沖縄には北海道にはない優れた文化があります。それを学びながら、松前の文化と比較して下さい。このことは「松前学」の学習にもつながります。そのためには、事前学習をしっかり行うことです。成功のカギは事前学習にあります。

1年生は札幌大学での高大連携授業があります。大学での2日間は、これまでにない刺激を受けることになるでしよう。自分を見つめ、新たな自分を創造するチャンスにして欲しいと思います。多くのことを学んできて下さい。

最後になりますが、高校生活の基本は学習することです。つまり授業を大切にすることを忘れてはいけないということです。それが高校生活を有意義なものにするのです。さらに、友達を大切にして下さい。私たちは一人で生きているわけではありません。友達や家族がいて今の自分がいるのです。優しさを忘れず、より良い自分にしていこうという気持ちを持ち続けて下さい。以上で講話を終了します。
by manabinomori | 2010-08-20 10:51 | 松前高
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