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「vaio type P」については、購入時に詳しく紹介させていただきましたが、1年間使ってみての感想を書かせていただきます。そもそもこれを購入した理由は、もしフランスに行くことになったら必要だということからでした。スウェーデンに行った時、写真左のtype F(約3kg)を持って行きましたが、カメラと一緒に持ち歩くだけで疲労困憊してしまいました。国内の出張においても同様です。毎日ブログを更新するためにそれを持ち歩くのは苦痛以外の何物でもありません。その点、写真右のtype P(約0.6kg)は、バックに入れておいても気になりません。ACアダプターも小型だしバッテリだけで5時間も駆動します。
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フランスに向かう飛行機の中で撮影したものです。パワーポイントで松前高校を紹介するプレゼン資料を編集しているところです。座席のテーブルが広く感じるぐらい快適に使えます。前の人が背もたれを倒していますが、まったく問題ありません。ただ、解像度が細かいために、画像の編集や文字を入力する時は、目が疲れてしまいます。色の再現性も良くありません。
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ブザンソンでは、type Pを使い2度ほどプレゼンテーションを行いました。海外のパソコンには日本語のフォントがインストールされていないことがありますので注意が必要です。USBメモリーなどを使って再生しようとすると、文字化けしてしまう可能性があるのです。そのためにもtype Pは必要でした。写真はENSMMで賢也君が発表しているところです。
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これはルイ・パスツール高校での発表です。やはりtype Pを使いました。小さいので持ち運びはもちろんですが、スペースも必要としません。しかもバッテリ駆動でから電源もいりません。ただフランスの高校は、スウェーデンの高校ほどITは進んでいません。レクサンド高校であれば校内に無線LANがありますので、どこからでもインターネットにアクセスできます。図書館や教室にはパソコンがあり自由に使えます。ところが、フランスの高校ではインターネットの接続は校長が管理し、校内のパソコンであっても自由に使うことができません。
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ブログの更新はホテルやホームスティ先から行いました。ブザンソンのホテル周辺はWI-FIが使えるようになっています。外でも室内でも自由に使えます。パリのホテルも同様でした。速度は早くありませんが、とても便利です。しかし、ホームスティ先の無線LANはパスワードが必要で断念せざるを得ませんでした。印象に残ったのは、多くの人がiPhoneを使っているということです。メールもカメラもインターネットもiPhoneなのです。
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というわけで、type Pの役割は終了しました。これがあったからフランスでのプレゼンもブログ更新もできたわけです。苦労して買った甲斐がありました。type Pは新型になり、より使いやすいものに改良されていますが、それでも8型ウルトラワイド液晶は細かすぎます。もし横の解像度が1600ではなく1024~1366だったらもっと使い勝手が良かったはずです。どうしても1600にこだわりたいのであれば、同時に1024タイプも発売して欲しかったですね。また、写真右上に写っている「ディスプレイ/LANアダプター」は、ディスプレイとLANアダプターを分離したスマートなものを出して欲しいと思います。技術者のこだわりが、ユーザーにとっての使い勝手の悪さにつながらないことを望みます。ともあれ、フランスや沖縄(見学旅行)では活躍してくれました。
by manabinomori | 2010-12-18 01:29 | 私の宝物
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