小笹純弥写真展
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以前ここで紹介させていただいた小笹純弥写真展「呼び声の主たちの肖像」です。自然が語りかけてくるメッセージを独自の視点から写真としてまとめています。そこには、モノクロであるが故に見える世界があります。カメラのレンズが自分の目の一部であるかのように、自然の持つかたちや美しさを捉えています。氷点下で撮影されたという水と氷の世界は圧巻でもあります。今日は映像作品まで上映して下さいましたが、その投影先を見てビックリしました。なんと暗幕に映像を映し出すのです。その斬新な手法からわかるように、既成の発想にとらわれない自由さが、独創的な作品を生み出す力になっているのではないかと思いました。MacBook AirのiMovieで編集された映像は、水と光がつくりだす美の世界を見事に描き出しています。「白と黒のバランスが難しい」とおっしゃっていましたが、その優れた感性こそが本展の最大の魅力だと思います。ありがとうございました。
by manabinomori | 2011-07-24 17:32 | 美術展
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