釧路に来てから気になっていた地名が「昆布森」です。きっと昆布が森のように取れるところなんだろうなと思っていました。根室にも一字違いの「昆布盛」があります。そこで、厚岸からの帰りに寄ってみることにしました。
その途中、海が見えそうなところがありましたので車を止めました。
入境学(ニコマナイ)というところだと思います。眼下に海を一望できます。
おっと!崖から落ちるところでした。とても危険です。海はきれいですが。
昆布森に到着しました。小さな集落で港があります。海岸に出ると、確かに昆布がありますが‥。震災の影響でゴミが流されてきています。
太平洋といっても、大樹町の海とは違って穏やかです。
草をむしっているお母さん(写真の人)に、「なぜ昆布を干していないのですか?」と訊ねてみると、「今日は船が出なかったのです。」と教えてくれました。残念です。
ここの昆布は長いもので15mになるといいます。日本一長い種類の昆布です。
家の前には海があり、子ども達は自分の庭のように遊んでいます。仕事も家族で行います。写真の女の子が拾ったのは昆布です。隣ではお父さんが魚釣りをしていました。こういう家族の在り方もいいですね。