南札幌エリアのフリーペーパー「SAN」(South Area Network)2013年春号が発行され、朝日新聞に折り込まれました。本紙は東海大学の地域連携グループ(国際文化学部吉村研究室)の学生たちが取材・編集したのもので、「地域を知り、発信する」実践活動として南区の話題で埋め尽くされています。プロが作ったフリーペーパーに負けないクオリティがあり、地域にとっても貴重な情報発信になっています。
「南沢の「そば」を食べよう」は新鮮でした。札幌でそば栽培が盛んな時代があったことを知るとともに、長い歴史がある南沢のそばを復活栽培されている方がいるこを知りました。
いまや日本の基幹産業の一つは食文化と言っても過言ではありません。フランスでは「BENTO」が定着し、世界中で日本料理が高い評価を受けています。その南区の「食」を取り上げた企画は、それぞれの店のポリシーが伝わってきます。他にも、「おやき一筋、半世紀」「大学生が教えるパソコン教室」「もいわ自由学校って何だ?」などなど、様々な視点から取材した興味深い記事ばかりです。このような質の高いフリーペーパーを発行できるのは東海大学国際文化学部ならではのことです。