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大学の教員になって身近になった言葉に「FD」(ファカルティ・ディベロプメント)があります。これは、大学教員の教育能力を高めるための実践的方法のことで、授業改革のための組織的な取り組みを指しています。その背景には、様々な学生が入学してくる今日の大学教育において、大学が学生のニーズに応える教育をどのように展開して行くのかという課題がありました。昨年、ドイツのライプツィヒ大学の授業に参加させていただいた時に、これからの授業の在り方の参考になる学習方法を目にすることができました。そこでは、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力の育成を図りながら授業目標を達成していく教育が展開されていたのです。それはまさに学生が自ら学ぶ学習ともいえるものでした。次年度は、それを私の授業の中で実践したいと思っています。
by manabinomori | 2013-07-06 20:36 | 石塚耕一研究室
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