てんこもりの2年目
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新年度の準備を進めています。グラフィック系の授業は私にとって最も重要なものであり、ここで生まれる作品はデザイン文化学科のアピールに最大限活用するつもりでいます。高校生が大学を選択するにあたっての目安になればとも思っています。それが地域の活性化につながれば幸いです。もしアニメーションの授業を持つことになれば、単なる講義形式ではなく学生が主体的に活動できる授業にしたいと考えます。大学らしく理論を学習しながら、「デジタル表現A」で作成したアニメーションをベースに本格的な作品を個人又はグループで制作してもらいます。どの授業も卒業研究作品を視野に入れた内容にしたいと思っています。そのためにも可能な限り作品制作の機会を提供できればと思います。なぜなら、デザイン文化学科の学生は作品をつくるたびに大きく成長しているからです。また、企画構想の授業を担当することも予想されます。すでに課外活動として、1年生の有志は北24商店街の活動に着手していますが、このような実践経験はとても大切です。デザイン文化学科にとっては「実践=作品」なのです。企画力を学ぶことは有益ですが、大切にすべきことは行動(実践)であり、そこで様々な困難に直面することです。この経験があって初めて、創造力、問題解決能力、コミュニケーション能力などの力が育成されるのです。最後になりますが、ゼミナールには特別な思いがあります。まだどのような学生に来ていただけるのか分かりませんが、「北海道を元気にするデザインの創造」をテーマに、各自が持っている能力を最大限引き出せるように努力します。彼らが目標を持ち、生き生きと活動できるようにしたいと思います。同時に石塚耕一研究室の一員として、アイディアを出し合いながら創造的な活動を展開したいと思っています。てんこもりの2年目がもうすぐスタートします。
by manabinomori | 2014-02-18 20:08 | 石塚耕一研究室
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