「21世紀映画チラシコレクション」や「チラシ大全集」という本が出ているぐらい、あるいはオークションで売買されるほど、映画のチラシは人気があります。そんな中で私のお気に入りの一つが「ダ・ヴィンチ・コード」のチラシです。モナリザを大胆に配置したレイアウトはもちろんですが、左下に配置された「ダ・ヴィンチ」というちっょとバランスを崩したレタリングがこの映画の奥の深さを物語っているかのようで好きです。私であれば「ダ」や「イ」はもう少し大きく描いていたに違いありません。右上のコピーも大胆不敵です。アート的なおもしろさにも満ちています。俳優が出ていないのもいい。今日は研究室に来てくれた2年生にお話させていただきましたが、新年度の石塚ゼミでは、映画などのチラシを研究しながらポスター制作にチャレンジします。