11月12日、咲来小学校の100周年記念学芸会に参加させていただきました。8名の子どもたちを中心にしながら、保護者の皆さん、教職員の皆さんが一体となって行われた印象に残る学芸会でした。
特に全校児童による劇『咲来小学校百年物語』は、40分にも及ぶ大作でした。セリフを覚えるだけでも大変なのに、子どもたちは完璧に演じていました。咲来小の歴史を時代ごとに紹介していくアイディアからは、子どもたちと先生方の強い情熱が感じられました。地域の皆さんも、昔を思い出しながら真剣にご覧になっていて感動的でした。
また、徹底的に衣装にこだわったPTAによる『ねずみのすもう』、いつ練習したの?と聞きたくなる職員による劇『劇団しちにん』などは、それぞれが楽しみながらも、親として、また教員として、子どもたちへの愛情が感じられるものでした。
このように、みなさんの温かさにつつまれながら、子どもたち一人ひとりが生き生きと活動できることは幸せなことです。たった8人の学芸会とは思えない、咲来小学校らしい素晴らしい内容でした。ありがとうございました。
<「学びの森」平成18年12月11日第14号 写真提供 音威子府村立咲来小学校>